デンマークの教育6
出典: Jinkawiki
まず、北欧の夏は早くから始まり、短い。学校の夏休みはそのために、6月20日頃から始まり8月10日頃から新学年がスタートする。学年の切り替え時期が夏休みのため、宿題は出ない。公立であれば小学校から大学院に至るまで授業料は無料である。
教育制度 まず、小中学校は、小中一貫教育で9年間の義務教育。希望をすればもう1年延長して教育が受けられる。半数以上が1年延長した10年生となって、人格形成を中心とした教育プログラムを受ける。試験などは進路適正におけるテストのみで他にテストはない。 次にフリースクールというものがある。6歳~16歳ぐらいまでの児童が通っており、子どもの自由意志を育むことに重点的な私立学校。費用は75%が国の援助で、残りは自己負担。 高等学校は別で存在しているのだが、エフター・スコーレというものがある。 高校進学前の15~16歳の時に、1~2年間を中学校から途中で転校などをして、自主性を尊重したこの全寮制の学校で過ごすこともできる。15~16歳の時に芸術活動などを専門家から直接学ぶことができる学校やスポーツに熱心に取り組める学校などの各学校に特色がある。デンマークの高等学校は入学よりも入学したあとが大変なことで有名だ。授業レベルも非常に高い。 この他にもフォルケ・ホイ・スコーレというようなものもあり、18歳以上の人が誰でも好きな期間に希望するかもくを学ぶことができて、試験もなく、資格も与えず、全寮制で教師と共同生活をするという制度もある。 日本に比べ多種多様であり、自分の目的にそった学校生活を送ることが出来ることがわかるが、それと同時に、生徒個々の意志が強くなくてはならないということを感じた。
日本は入学試験というものを非常に重要視しているが、学校に入ることよりも、入った後の生活、日々の勉強をより質の高いものとしていくことが必要であると考える。 参考資料: http://www.mofa.go.jp/mofaj/kids/kuni/denmark.html 外務省 http://www.interq.or.jp/world/lost/sima/folke/imi.htm interQMEMBERS