イスラーム国

出典: Jinkawiki

2016年7月30日 (土) 14:14 の版; 最新版を表示
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イスラーム国とは

 イスラム教徒が多い。  経済的に自立した組織であり、史上最も裕福なテロ組織とも呼ばれている。

イスラム教とは

 7世紀の前半にムハンマドが始めた宗教。聖典は「コーラン」。唯一神は「アッラー」で、ムハンマドは最後の預言者であるため、ムハンマドは崇拝の対象ではない。聖地はメッカ、メディナ、エルサレム。六信五行を義務とし、1日5回の礼拝を行う。コーランによると、「イスラムのために努力すること」を「ジハード」という。イスラム教徒のことをムスリムと呼ぶ。スンニ派はイスラム教徒の約85パーセントを占める多数派で、シーア派はイスラム教徒の約15パーセントの少数派である。世界に15億人いて、世界人口全体の4分の1弱を占めている。イスラム教徒が最も多いのはアジアで、その中でもインドネシアが最も多い。本来は平和を求める宗教であるため、イスラム教=危険は間違い。

 イスラム教は大きくスンニ派とシーア派の2つに分かれる。スンニ派はイスラム教徒の約85パーセントを占める多数派で、シーア派はイスラム教徒の約15パーセントの少数派である。同じイスラム教徒でもスンニ派とシーア派は仲が悪い。スンニ派の代表国はサウジアラビア、シーア派の代表国はイラン。ただし、サウジアラビアはスンニ派国家であるが、スンニ派の中でも「ワッハーブ派」という厳格な教えを事実上の国教としている国である。飲酒、音楽などの娯楽は禁一切止されている。また、男女分離が徹底しており、女性に対する規律が厳しい。

有志連合

 60か国が参加し、アメリカが主導。イスラーム国の弱体化と壊滅を目的、目標とする。活動内容はイスラーム国の戦略的拠点への空爆や空爆を行う国への軍事的支援、イラク政府への人道的支援などである。

外国人戦闘員  イスラーム国と同様の観念・信条の体系を持つ組織から派遣された戦闘員に加え、自らの意志で国を離れ、

日本とのかかわり  2015年1月、ジャーナリストの後藤健二氏と民間軍事会社を経営する湯川遥菜氏がイスラーム国に拘束され、人質となった事件があった。2人を人質にとったイスラーム国は2億ドル(およそ246億円)を日本側に要求した。イスラム国側はのちに要求を変更し、2005年にアンマンで起きた爆破事件に関与し、死刑判決を受けヨルダンに収監されていたサージダ・リシャーウィーの釈放を要求した。安倍首相はヨルダンに特使を派遣したが、ヨルダン当局はサージダ・リシャーウィーを釈放しなかったため、結果は失敗に終わった。


 


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