歌舞伎2

出典: Jinkawiki

2019年1月15日 (火) 15:34 の版; 最新版を表示
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「かぶき」とは、もともと「傾(かぶ)く」という言葉が起源。安土桃山時代から江戸時代に移る時に、豊臣家の残党や、仕事のない浮浪者が巷に溢れていたと言われている。

起源

歌舞伎」のはじまりは、今から約400年前の江戸時代のこと。京都で「出雲の国の阿国(おくに)」が「かぶき踊り」を踊ったのが起源とされている。

種類

幕府により、「女歌舞伎」が禁止されたのちは、成人前の少年による「若衆歌舞伎」が流行する。「若衆歌舞伎」では、美少年が女を演じるのですが、これもまた風俗を乱すものとして、幕府に禁止されてしまいます。なぜなら、当時は、美少年は男性からも性の対象として見られるのが当然だったので、美少年である役者をめぐるトラブルが多発したからである。「若衆歌舞伎」が禁止された後に出てくるのが、現代の歌舞伎である原型である「野郎歌舞伎」である。江戸では、初代・市川團十郎が得意の「荒事」を演じ、人々の注目を集める。上方では、「和事(わごと)」という、初代・坂田藤十郎によって完成された、柔らかで優美な演技が流行する。

役の表現

江戸時代の人々は、性別や身分、年齢、職業、立場などによって、髪型や服装、言葉遣い、使用する道具などがおおよそ決まっていました。歌舞伎の扮装・小道具・演技などは、これらの決まりごとをベースにして、役の性格を端的に表現すための誇張や様式化が行なわれています。

扮装や小道具における誇張や様式化の方法は、以下のように「時代物(じだいもの)」や「世話物(せわもの)」などの作品の設定や役柄などと密接に関わっています

(参考文献)

[1] 日本文化を知ろう![歌舞伎について]

編集:b.m


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