歴史認識
出典: Jinkawiki
目次 |
はじめに
日本の「歴史問題」は、主にアジア太平洋戦争での経験と敗北に根差している。アジア太平洋戦争の開戦から終戦まで、約15年にわたる多くの非人道的行為が見られ、日本と東アジア諸国の間、現在では中華人民共和国と朝鮮民主主義人民共和国において、その戦争の「記憶」が火種となり、外交問題へと発展する場合があった。
アジア太平洋戦争
- 1931
- 柳条湖事件(満州事変)
- 1941.12
- マレー作戦・真珠湾攻撃
- 1945.8.15
- ポツダム宣言受諾
- 1945.9.2
- 終戦
近隣国との関係
- 日韓関係
- 2005年に小泉純一郎首相の靖国神社参拝をきっかけに韓国の廬武鉉(ノムヒョン)大統領との関係が悪化し、首相レベルの相互訪問を行う「日韓シャトル外交」が一時的な廃止(2008年に再開、2012年に停止、2017年に日韓首脳により再開)に追い込まれた。
- 日中関係
- 両国の異なる歴史認識をきっかけに両国間の緊張が高まり、尖閣諸島の領有権の問題が外交問題のみならず、2010年には海上保安船と漁船を巻き込んだ物理的な衝突にも間接的につながった。
国際関係論からみる「歴史認識」
歴史認識と靖国神社
まとめ
参考文献
- 細谷雄一『戦後史の解放Ⅰ 歴史認識とは何か -日露戦争からアジア太平洋戦争まで』新潮社
- 橋本伸也『記憶の政治ーヨーロッパの歴史認識紛争』岩波書店
- 日本国際政治学会編『国際政治(歴史認識と国際政治)』第187号