新型コロナウィルス

出典: Jinkawiki

2020年1月25日 (土) 10:26 の版; 最新版を表示
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目次

新型コロナウィルスとは

2019年12月中旬以降、中国中部に位置する湘北省の武漢を中心に流行しているウィルスである。 主な症状としては高熱や肺の異常、呼吸困難など肺炎としている。 中国人研究チームによって1月上旬に感染源のウィルスが人体に今まで見られなかった新種のコロナウィルスだと解明された。 コロナウィルスはSARS(重症急性呼吸器症候群)とMERS(中東呼吸器症候群)の原因菌としても知られている。 WHOはこのウィルスを「2019-nCoV」と命名した。


SARSとの違い・類似点

SARSが発生した2003年時には、最終的に26カ国に広がり、774人の死者を出し、罹患者も数千人に及んだ。この際中国政府は感染や流行の状況の説明に消極的であり、それがウィルスの特定や封じ込めを遅らせていた。しかし、今回のケースは過去と比べて中国の科学インフラや公衆衛生政策が大幅に進歩しており、最初の症例が確認されてからわずか数週間のうちに中国が警告を発した。これがSARSの時との違いである。対して類似点については、感染源が海鮮市場である可能性があるということだ。中国の海鮮市場では様々な珍しい生き物が扱われているが、SARSの時には海鮮市場と何らかの関係があると推測され、感染源をハクビシンであると特定し、市場からそれを取り除いた途端にSARSの感染は終わりを迎えた。今回はアマガサヘビやタイワンコブラが感染源であるという論文が発表されている。海鮮市場と何らかの関係があることがSARS時との類似点である。


感染状況

22日午後11時55分現在  中国本土での感染者数 543人/死者 17人 これについてはこの数日間で一気に拡大しており、現在では800人を超え、死者も増大しているとのニュースでの報道もあった。これからも感染は広がると推測される。また、日本やベトナムなどにも数名ではあるが、感染が確認されている。


日本への影響

中国人観光客が春節で増え、観光客は自国で品薄状態にあるマスクを「爆買い」している。


感染拡大を防止するための対策

中国では特に流行している武漢を閉鎖し、ウィルスを封じ込める策を実施している。人々の行動は制限され、武漢では物流が止まっているような状態。


参考文献

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  人間科学大事典

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