SDGs2
出典: Jinkawiki
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SDGsとは何か
SDGsとは、「Sustainable Development Goals (持続可能な開発目標)」の略であり、発音は「エス・ディー・ジーズ」である。これは2015年9月の国連サミットで採択され、国連加盟国193カ国が2016年から2030年の15年間で17の目標を達成する方向性で作られた。また、SDGsは2015年を目標として8つの目標で作られたMDGsの課題点を元に作られたものである。
17の目標
17の目標は以下の通りである。
1 貧困を泣くそう
2 飢餓をゼロに
3 全ての人に健康と福祉を
4 質の高い教育をみんなに
5 ジェンダー平等を実現しよう
6 安全な水とトイレを世界中に
この部分は貧困、飢餓、健康や教育に関わる部分が述べられており、生活の根幹にあたる部分をしっかりと整備していこうという目標設定に思える。また、これらは発展途上国がメインのことのように考えられているが、日本に関して見ても、子供の6~7人に1人は貧困といわれていたり、ジェンダーの平等も2018年12月に世界経済フォーラムで発表された数字では149カ国のデータがある中で110位の数字と関係ないこととは言えない現状にある。
7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
8 働きがいも経済成長も
9 産業と技術革新の基盤をつくろう
10 人や国の不平等をなくそう
11 住み続けられるまちづくりを
12 つくる責任 つかう責任
このあたりまでくると、エネルギーや経済成長、働きがいやまちづくりといった我々日本とも深く関わる目標が多く出てくる。このあたりはより豊かな生活を送るための目標設定であると考えられる。
13 気候変動に具体的な対策を
14 海の豊かさを守ろう
15 陸の豊かさを守ろう
16 平和と公正をすべての人に
17 パートナーシップで目標を達成しよう
このあたりでは、現在地球が直面している環境問題について触れ、先進国、発展途上国を関係なしに地球として世界として解決しなければならない目標が述べられている。
全体としてみると、世界のあらゆる格差を平等にし、より豊かに生活していくことや最低限生活に必要なこと、環境問題に目を向け、世界としてどうしていくかが述べられている。
169のターゲット
上記の17の目標をさらに細かく分類し、各目標により明確な目標を明記している。これの数が合計で169個にもなる。 それらについては以下のリンクからすべて見ることがようになっている。
https://imacocollabo.or.jp/about-sdgs/17goals/
具体例として、1つ目の「貧困をなくそう」についていくつか見てみると以下のようなものがある。
・2030年までに、現在1日1.25ドル未満で生活する人々と定義されている極度の貧困をあらゆる場所で終わらせる。
・2030年までに、各国定義によるあらゆる次元の貧困状態にある、全ての年齢の男性、女性、子供の割合を半減させる。