スウェーデンの教育支援

出典: Jinkawiki

　スウェーデンの教育制度は、小中学校までの義務教育は日本と変わらないが、高校、職業学校、成人学校、大学および学院も入学金や授業料は無料である。日本の学校や多くの外国の高校や大学のような、入学金や学費はない。 　 入学資格があれば、スウェーデン人のみでなく、外国人でもこの教育支援を受けることが出来る。 ＥＵ各国からの大学入学を希望する生徒数も多く、またヨーロッパのみでなく、アジア諸国からの入学生徒も多くなっている。 　入学資格のある者は、家庭の貧富の差には関係なく、勉強が出来る。小学校から学院を卒業するまで、学校の種類に関係なく、育児手当て（１８歳が成人として認定）または、教育手当て（１９歳から）が国から支払われる。また、大学および学院で勉強したくても、日常生活費に負担のある生徒は、国から学生ローンを定年まで借り受けることが出来る。

大学のある町には学生寮が多くあり、一部は妻帯者用または母子家庭用の学生寮が、独身者用とは別にある。そしてその学生寮の地域には、これら学生の子供たち専用の保育所が 、設置されている地域もある。進学前の子供を持つ家庭には、それぞれの子供の年齢に応じた育児手当が支給される。子供を出産した女子学生、もしくは夫婦、同居者には、国の規定による産休手当てが支給される。