正距方位図法
出典: Jinkawiki
正距方位図法(せいきょほういずほう)の特徴
正距方位図法の白地図 http://www.freemap.jp/world/ga_worldmap_3.html
中心からの方位と距離だけを完全に正しく表現する図法。
・地図の中心点(日本では主に東京)から見た方位が正しい
・地図の中心点とある地点を結ぶ直線が最短距離となる
・地図の中心点から離れるにつれて陸の形が歪む
・飛行機の最短経路や方位を見るために使われる。
正距方位図法は、中心からの距離と方位が正しく記され、地球全体が四角形ではなく真円の形で表される地図投影法。投射法の考え方を応用して計算により作り出している。円形の方位図法でありながら、全世界を描くことができる。
距離については、中心から任意の点までの距離は、その任意の点から中心までの距離と等しくなるが、方位については注意が必要である。例えば、東京からブエノスアイレスの方位はほぼ東だが、ブエノスアイレスから東京の方位は西にはならない。
中心に対し、地球の裏側に当たる一点(対蹠地)が円周となり、円周に近づくほど引き伸ばされるため、ひずみが大きい。
国際連合の国連旗にある地図は、北極点を中心とした正距方位図法で描かれた地球である。 この場合、南極点を示すのは外周全体ということになるが、国連旗では南緯60度以南は省略されており、南極点や南極大陸は範囲外である。オーストラリアなど南半球の陸地が大きくひずんでいるのが確認できる。
正距方位図法の白地図 http://www.freemap.jp/world/ga_worldmap_3.html
参考
http://www.sanynet.ne.jp/~azeta/jugyo/kyozai/seikyohoui/tokutyo.htm
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A3%E8%B7%9D%E6%96%B9%E4%BD%8D%E5%9B%B3%E6%B3%95