臓器提供意思表示カード
出典: Jinkawiki
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概要
日本の臓器の移植に関する法律に則って、自らの臓器提供に関して意思を表示するためのカードである。いわゆるドナーカードである。 脳死判定に従い脳死後に臓器を提供する意思、心臓死後に臓器を提供する意思、あるいは臓器を提供しない意思を表示することができる。健康保険証や運転免許証に貼り付けることができる意思表示シールもある。
日本全国の郵便局、都道府県庁、運転免許試験場、市町村役場、保健所、コンビニエンスストアなどで手に入れることができる。自分で意思表示カードに記載し、財布、運転免許証、健康保険証などとともに持ち歩けばよく、特にどこかに届け出をしたり、登録をする必要はない。また同様の文面であれば自作でも効力があるが、形式や文章を変えると場合によっては無効となるケースもあるので注意が必要。
記入法
記入する場合、まず自分の意思に合った項目の数字に丸を付ける。脳死後および心停止後に臓器を提供してもいい方は1と2に丸を付ける。 提供したくない方は3に丸をする。1と2あるいは1か2に丸を付けた方は、提供してもいい臓器を丸で囲み、したくない臓器にはできるだけバツを付ける。 「その他」の欄は、今後対象臓器が変更された場合などに対応できるよう、予備的にもうけてあるものである。なお、臓器移植法と直接関係ないが、皮膚、骨、血管、心臓弁、耳小骨などの組織、あるいは全てと記入してもかまわない。
提供可能な臓器
脳死 心臓 肺 肝臓 腎臓 膵臓 小腸 眼球
心停止 腎臓 膵臓 眼球
参照
[http://www.jotnw.or.jp/donation/pdf/card_8.pdf 臓器提供意思表示カード画像] [1]