フードマイレージ
出典: Jinkawiki
2010年2月8日 (月) 14:25 の版; 最新版を表示
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概要
フードマイレージ(Food-Maileage)とは、食品の重さ(t)に原産地からの距離(km)をかけたもので、値が大きいほど環境への負担が大きいことを示す。イギリスの消費者運動家ティム・ラング(Tim Lang)が1994年から提唱している「フードマイルズ」の考え方を参考に、農林水産省で考え出されたものである。
日本は食料自給率が低いことが問題とされているが、外国で生産された食品を日本へ運ぶ際に、原産地が遠ければ遠いほど輸送距離が長くなり、船や飛行機による二酸化炭素排出量も増える。 フードマイレージを減らすことは、地産地消の促進につながり、食料自給率も上がる。
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各国のフードマイレージ
輸入相手国は複数あるため、輸入相手国別の食料輸入量(t)×輸入国から各国までの輸送距離(km)を出し、それをすべて合計したものが輸入食料のフードマイレージとなる。
日本:約9002億t・km(トンキロメートル)
韓国:3172億t・km
アメリカ:2958億t・km
日本は他国に比べると格段に大きく、遠いところからたくさんの食べ物を運んでいて、環境に負担を与えている。
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参考文献 URL
『食べ方で地球が変わる~フードマイレージと食・農・環境~』山下惣一,鈴木宣弘,中田哲也 編 創森社
フードマイレージ・キャンペーン[1]
農林水産省ホームページ[2]