古典的条件付け
出典: Jinkawiki
2010年2月13日 (土) 02:33 の版; 最新版を表示
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古典的条件付けとは
古典的条件付けとは、ロシアの生理学者パブロフにより発見され検証された原理である。犬は餌を与えられると唾液を分泌する。これは生まれつき持っている反射(無条件反射)だ。ベルの音など、食べ物以外の刺激には反応しない。しかし、餌を与える前に必ずベルを鳴らすと、犬は次第にベルの音を聞いただけで、唾液を分泌するようになる。
唾液とは本来無関係のベルの音が、無条件反応を引き起こす無条件刺激と一緒に掲示されたので、ベルの音が中性刺激から条件刺激に変わったのだ。このように条件刺激を掲示した直後に無条件刺激を掲示することを強化という。 また、ベルの音を聞いて唾液が分泌されるようになった犬に、ベルに良く似た音を聞かせても唾液が出るようになる。これを般化という。 さらにある音を聞かせた後は餌をやり、別の時は餌をやらないというのを繰り返すと、餌をもらうときだけ反応するようになる。これが分別である。 ベルを鳴らしても餌をやらないでいると、やがて唾液は出なくなる。これを消去という。
参考文献 面白いほどよくわかる心理学のすべて
ハンドル名 takuya0825