アニマルセラピー

出典: Jinkawiki

アニマルセラピーという言葉のあらわす意味を一言で表すと、「動物により治療をアシストする」ということになります。日本語では「動物介在療法」と訳されていることが多いようです。従来いろいろな呼び方がありました。「アニマルセラピー」「ペットセラピー」「アニマルアシステッドセラピー」「アニマルファシリテッドセラピー」「ペットファシリテッドセラピー」などです。日本でも、マスメディアや医療関係者の間では「アニマルセラピー」ペットセラピーなどとも呼ばれています。 病気動物自体の治療も同様の呼び方ができるため、欧米でも日本でも「アニマル・アシステッドセラピー」に統一されるようになってきました。

広義の意味としては動物とのかかわりが人間の健康の質を向上させる場合すべてをそう呼ぶことができます。 「動こうとしなくなりがちな痴呆老人に、犬と触れ合ってもらうことによって、精神的身体的リハビリを補助をする」「目の不自由な人が、それを手助ける犬と暮らすことによって生活の質が向上する」といったかなり治療的介入から、 「子どもたちと動物にふれあってもらい、情緒的教育の一環とする」「一人っ子の家で飼って責任や共感を学ぶ」というのも広義のアニマルセラピーですし、「病院に熱帯魚の水槽があって穏やかな気持ちになる」「バードウォッチングをしてすがすがしい気持ちになる」というのも一種のアニマルセラピーと呼ぶことができるでしょう。

参考文献 アニマルセラピーとは何か　　ゲイルF　メルスン著

ハンドル名　takuya0825