中国の水不足問題

出典: Jinkawiki

2010年6月15日 (火) 10:10 の版; 最新版を表示
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中国の水不足問題

中国の水不足問題は今や中国の未来を左右するとさえ言われている。原因として、大量の食糧や工業製品を生産するため、また、豊かになった都市生活者による大量の水を使うライフスタイルや、環境の変化による降水量の減少などがあげられている。現在、中国の660の都市の半分以上が水不足に苦しんでおり、1億6千万人に影響を及ぼしている。 中国には、長江や黄河といった大河があるにもかかわらず、それにつながる支流が少ないために大地に水が行き渡りにくいといった欠点があり、そして日本と比べ平地が多いために河川の水の流れが遅く、汚れた水が滞留しやすいという問題もある。 そして、その汚水が原因で妊娠中の胎児に影響を与え奇形児が生まれてくる確率も増えた。

中国政府は飲料水を確保するため870億ドルを環境プロジェクト、例えば三峡ダムの建設などに投資しているが、回復の兆しは見られない。 しかも、巨大ダムの影響ですでに長江の多数個所で河岸が浸食され、水位の頻繁な変動と相まって、大規模な地滑りを誘発していると報告もある。 尚、この環境プロジェクトには日本のJICAも関わっており中国の黄砂標準物質の作成、中国各地の黄砂発生源地域の黄砂等の特性調査、分析方法等の研究を行っている。 中国の水不足問題は日本にも大きな影響を与えている。 近年、日本海に大量発生し大きな漁業被害をもたらした、エチゼンクラゲは中国の汚水による影響だと主張する学者もいるそうだ。

情報は下記のサイトから引用 中日之窓(http://www.86to81.net)

  ハンドル名 常時睡眠不足さん


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