外国人参政権3
出典: Jinkawiki
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外国人参政権
外国人参政権とは、その国の国籍を持たない人に参政権を認めることである。現在ヨーロッパでは両国間の合意の上で地方選挙のみ認められているケースが多い。近年日本でも外国人参政権を認めようとする動きが出てきているが、その要望の多くは在日韓国人や在日中国人によるものである。
外国人参政権のメリット
外国人参政権のメリットは、日本に住む外国人の文化を認めることになり、多様な考え方が地方自治に反映され、日本の文化がより豊かになるという点である。また、在日韓国人はすでに4世や5世、6世も出てきており、日本社会に根付き貢献しながらも、民族性にアイデンティティを感じている。そのような生き方を肯定することは、日本人にとっても多様な生き方、考え方を認めることにつながるため、国際交流が盛んな現在では大きなメリットになりうる。 現代の日本は少子高齢化のため人口が年々減少し、労働者が少なくなっている。経済を支えるためには働き手が必要不可欠であるため、外国人労働者の流入は大きなプラスとなる。外国人参政権を認めることは、多くの外国人の流入を促進することができる。 また、仮に国家間の交流に摩擦が生じた場合、在日外国人に重要な人権である参政権を認めていれば、日本政府としても強い態度に出やすくなる。
外国人参政権のデメリット
少子高齢化や人口の減少が進む日本で、外国人に参政権を認めると、いずれは在日外国人が大きな発言力や権力をもつことになる。すると政治、法律も外国人寄りになり、日本人の住みにくい国になる恐れがある。たとえば日本の象徴である天皇陛下及び皇族が無くなったり、日本の文化伝統が損なわれるなど、日本が日本人のものではなくなってしまう。また、領土問題においては、権力を持つ外国人の大半が在日韓国人であるため、竹島の問題は少なからず不利になる可能性がある。 さらに、国内の政治に影響力を行使するための権利である参政権を認めることは、一国の政治に別の国が干渉する内政干渉が合法で行えるということである。内政干渉は、現在の国際社会ではけして許されない行為である。 また、国籍を与えないで参政権を与えることは、国際的な意味での日本のイメージの悪化にもつながる可能性もある。日本は彼らを差別しているから国籍を与えない、と外国の記者に見られてしまうのである。