平成の大合併 2
出典: Jinkawiki
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平成の大合併
1999年から2010年に集中した市町村合併のことである。3232市町村から1727市町村(2010年3月31日現在)に減少した。合併によって大きくなった市や町などの自治体が、国が行ってきた仕事を行うこと(地方分権)を目的としている。
また、2005年3月までに合併を決定した市町村には、市の要件、議員の任期・定数、地方交付税額、地方債の発行などで優遇措置を受けることができる。
この合併によって、県よりも大きな市が誕生した。2005年に周辺9つの町村を吸収した岐阜県高山市の面積は2178平方キロメートル。東京都とほぼ同じ面積となり、香川県(面積1876平方キロメートル)や大阪府(1898平方キロメートル)よりも大きくなったことで知られている。
埼玉県内の主な市町村合併
1.本庄市(2006年1月10日)
本庄市、児玉町
2.神川町(2006年1月1日)
神川町、神泉村
3.小鹿野町(2005年10月1日)
小鹿野町、両神村
4.秩父市(2005年4月1日)
秩父市、吉田町、大滝村、荒川村
5.深谷市(2006年1月1日)
深谷市、岡部町、川本町、花園町
6.熊谷市(2005年10月1日)
熊谷市、大里町、妻沼町
7.熊谷市(2007年2月13日)
熊谷市、江南町
8.行田市(2006年1月1日)
行田市、南河原村
9.ときがわ町(2006年2月1日)
都幾川村、玉川村
10.飯能市(2005年1月1日)
飯能市、名栗村
11.鴻巣市(2005年10月1日)
鴻巣市、川里町、吹上町
12.さいたま市(2001年5月1日)
浦和市、大宮市、与野市
13.さいたま市(2005年4月1日)
さいたま市、岩槻市
14.春日部市(2005年10月1日)
春日部市、庄和町
15.ふじみ野市(2005年10月1日)
上福岡市、大井町
参考文献など
1.『月刊 ジュニアエラ 1月号』 朝日新聞出版 2011年
2.『新 TVのそばに一冊 ワールドアトラス 世界・日本』 帝国出版 2008年