シンガポール
出典: Jinkawiki
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マレー半島の南端にあり、マレーシアに接する都市国家。ジョホール水道を隔てたシンガポール島と55の付属島からなる。
首都―シンガポール
面積―705㎞2
人口―473.7万人
言語―中国語(公用語)58.8%(うち北京語35.0%、福建語11.4%、広東語5.7%、満州語4.9%など)、英語(公用語)23.0%、マレー語(公用語)14.1%、タミル語(公用語)3.2%
民族―中国系75.6%、マレー系13.6%、インド系8.7%
宗教―仏教42.5%、イスラム教14.9%、キリスト教14.6%、道教8.5%、ヒンドゥー教4.0%
気候
赤道直下のアジアモンスーン地帯に位置するため、年間を通して高温多湿である。明瞭な雨季・乾季の区別はないが、雨は北東モンスーンの影響をうける11~3月に最も多い。南西モンスーンの時季には強風で大雨になり、雷を伴うスコールが降ることがある。
歴史
1819年イギリス人ラッフルズが開発した。1867年にイギリスの植民地となり、中継貿易や戦略拠点として発展した。第二次世界大戦中に日本が占領したが、戦後再びイギリスの植民地となった。1959年にイギリスから自治権を獲得し、シンガポール自治州となった。1963年にはマレーシア連邦の一州となったが、1965年にマレーシア連邦を離脱し、完全に独立、イギリス連邦内の共和国となった。
経済
昔から中継貿易が盛んであったように貿易の中継地点になることから、ASEAN諸国や中国などとの友好関係・経済関係を築き、経済発展をしてきた。現在でも輸入品を保管・加工して輸出する中継貿易が盛んであり、港には巨大なコンテナが数多く積まれている。多角的自由貿易体制の維持・強化を基本方針とし、現在は経済面においてASEANの先頭を走る。高付加価値製造業や、金融、流通、情報通信、生命科学分野での拠点機能の維持・強化のため、優遇税制措置による外資系企業の誘致を推進している。東南アジアの金融センターの役割を果たす。ジュロン工業団地では
参考
・『データブック オブ・ザ・ワールド』
・『21世紀初頭のシンガポール その街角から』 角田方衛 著