フルメタル・ジャケット(映画)
出典: Jinkawiki
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フルメタル・ジャケット
概要
『フルメタル・ジャケット』(Full Metal Jacket)は1987年公開ののアメリカ映画で、ベトナム戦争を題材にした戦争映画。監督はスタンリー・キューブリック。
監督は1957年にも『突撃』と言う映画を作り、この『フルメタル・ジャケッド』と並び、「反戦映画」と称される事があるが、キューブリック監督自身には本作と『突撃』いずれにも「反戦映画」という意識はないらしい。
ストーリー
ベトナム戦争中のアメリカ軍海兵隊新兵の内容である。前半は海兵隊訓練所での過酷な訓練、後半はベトナムでの行動である。ベトナム戦争時、アメリカ海兵隊に志願した青年たちは、サウスカロライナ州のパリス・アイランド海兵隊訓練キャンプで厳しい教練を受ける。キャンプの鬼教官・ハートマン軍曹の指導のもとで行われる訓練は、徹底的な叱責と罵倒が加えられ続けるという、心身ともに過酷を極めるものだった。さらに連帯責任による懲罰、訓練生の間で行われるいじめなど閉鎖的な空間で受ける社会的ストレスが次々と描かれていく。落ちこぼれだった訓練生レナード(微笑みデブ)はこれにより精神に変調をきたし、卒業前夜にハートマンを射殺し自害する。
厳しい訓練を耐え抜き一人前の海兵隊員(0300歩兵隊所属)となった彼らは、ベトナムへ送られる。テト攻勢の後、前線での取材を命じられた報道部員(4212基礎軍事報道部所属)のジョーカーは、訓練所での同期であったカウボーイと再会し、彼の部隊に同行することとなる。ある日カウボーイたちは、情報部から敵の後退を知らされ、その確認のために先遣される。しかし行軍中に指揮官をブービートラップで失った上に敵の狙撃を受け、部隊は混乱する。
登場人物
J.T.デイヴィス(ジョーカー):マシュー・モディーン
レナード・ローレンス(微笑みデブ。英語では「ゴーマー・パイル」):ヴィンセント・ドノフリオ
ハートマン:R・リー・アーメイ
エヴァンズ(カウボーイ):アーリス・ハワード
アニマルマザー:アダム・ボールドウィン
余談
ハートマン軍曹役のR・リー・アーメイは元海兵隊の軍人であり、もともと役指導として参加していたが監督の目に留まり、本編に出演するとなった。
参考資料 『フルメタル・ジャケッド』DVD
参考Webサイト
Wikipedia「フルメタル・ジャケッド」
投稿者:長城