アメリカの大学への入学

出典: Jinkawiki

アメリカの大学へ入学するには、 日本の高校の成績平均(通称GPA),つまり英語力よりはむしろ数学を中心とした一般学力、充分な留学資金、英語力の順番の大切であり、この３つのうちのどれかが抜けていては入学することができない。すなわちこれら３つの項目を全て揃えなければいけない。 アメリカの大学入学で一番重視されるのが，日本の高校の成績平均であり、基本的には高校の成績がオール5の人でなければアメリカの有名大学に進学することは困難である。また、アメリカの奨学金を貰うのには，他の出願者以上の日本の高校の成績平均が必要である。つまり、各大学が行なう入試のないアメリカの大学は，日本の高校成績平均を「入試の結果」の様に使うのである。 また、アメリカの大学入学は、英語よりも数学の能力のほうが重視される。英語を覚えることは当たり前になってくるので、数学がよりできる人のほうが評価される。 また、アメリカの大学は、高校の成績がよくて、日本の大学入試の方式が苦手な人に向いていることが多い。高校の成績が少々悪くても，大学の英語講座で頑張ると，その成績平均や英語科の推薦を加味して入学を許可するアメリカの大学も中にはある。 日本での成績平均が４以下だった場合でもアメリカの大学に入学したい場合もいくつかの方法がある。ひとつめは、アメリカの短大で少なくとも1年を過ごし, ｢B平均｣を取る｡そうすると日本の高校の成績平均は｢御破算｣となり,アメリカの短大の成績平均でアメリカの4年制大学に｢編入｣できるというもの、ふたつめは、SATやACT等のアメリカの大学入学用の業者テストで平均点以上を取るという方法がある。 また、アメリカの大学に合格するまでには、自分をアピールするエッセーが必要である。エッセーとは志望動機や将来の目標について、あるいは与えられたテーマについて述べる小論文であり、大学院への出願ではエッセーは必ず提出しなければならない。この大学に留学することが自分にとって最良であること、さらには、自分を入学させることは大学にとっても有益であることを主張するくらいの気持ちで書くことが必要となってくる。 また、人物保証してもらう推薦状も必要になってくる。通常は高校の担任教師、大学学部の指導主任やゼミの担当教官などに頼む。推薦状には、出願者との関係、アカデミックな面での評価、特にどういう面で優れた才能を見せたか、性格上の長所、人間的に優れていると思われる点、学業や仕事以外で得意としている分野、出願者がこの大学で学ぶ意義があると思う理由などの項目を書くことが必要である。