斉藤和義

出典: Jinkawiki

2012年8月10日 (金) 15:43 の版; 最新版を表示
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目次

概説

日本のシンガーソングライター。栃木県出身。1993年デビュー。

略歴

TV番組『星期六我家的電視・三宅裕司の天下御免ね!』への出演した後、1993年に「僕の見たビートルズはTVの中」でデビュー。

1994年、「歩いて帰ろう」がフジテレビ系子供番組『ポンキッキーズ』で使われた。

1995年に同年代の一般女性と結婚。ライター活動を行っていた夫人との出会いは雑誌の取材現場。

その後もCM曲などで知名度をあげ、ファン層を広げている[要出典]。コンピレーションアルバムへの参加、PUFFYなどへの楽曲提供、兄弟デュオ平川地一丁目のプロデュースなどを手掛ける。ライブハウスから武道館・フェス出演もこなす。

1997年にリリースされた「歌うたいのバラッド」は、2004年にBank Bandがカバーしたことで再び脚光を浴びた。2008年1月にBank Bandがミュージックステーションに出演した際、ボーカルの桜井和寿は、「歌うたいとしてずっと歌ってみたかった曲だった」と発言している。

デビュー15年目以降

デビューから15年目の2007年から2008年にかけては一気に知名度が高まった。2007年は、リクルート社『ゼクシィ』に作ったテレビCM曲「ウエディング・ソング」が話題になり、UHA味覚糖「e-maのど飴」のテレビCM曲に「愛に来て」が起用された時は本人もCMに出演した。2008年5月からは、武田薬品工業の「アリナミン」CM曲を担当、ブランドCM曲「おつかれさまの国」と「どんなに頑張ってみても」のフレーズの商品CM曲「やぁ 無情」の2曲を提供。「やぁ 無情」は第50回日本レコード大賞優秀作品賞を受賞。6月には所属事務所を「ロード&スカイ」に移籍。8月にリリースのシングルズ・ベスト『歌うたい15』はオリコンチャートで最高4位。斉藤にとってこの15年はあっという間であり、長いのか短いのかわからないが、CD屋に自分のCDが数多く並んでいる夢は叶ったという印象を持っているようである。

2010年4月OAの資生堂「IN & ON」CMでは「ずっと好きだった」を提供。発表記者会見ではCMに出演した80年代アイドル達に対して「いろいろとお世話になっていました」とコメントした。

2010年6月3日、結婚して15年になる夫人との間に第一子の男児が誕生した。3144グラムの男児で、母子ともに健康。

2011年4月1日から、東日本大震災へのチャリティーライブ「斉藤和義 on USTREAM 『空に星が綺麗』」(SPEEDSTAR RECORDS公式Ustreamチャンネル)を5週続けて敢行。同時期に、日本の政府や原発保有電力会社を批判した曲「ずっとウソだった」(「ずっと好きだった」の替え歌)を斉藤本人が歌っている動画がYouTubeにアップロードされ、話題となった。

2011年6月頃、元BLANKEY JET CITYの中村達也とユニットを組んでMANNISH BOYSを結成。7月24日のJOIN ALIVEを皮切りに、7月31日のフジロック・フェスティバルでは「GYPSY AVALON」ステージの「アトミック・カフェ」にユニットで出演、同フェスの斉藤単独の「WHITE STAGE」では斉藤のバンドメンバーとして中村が参加した。

2011年6月22日、SPEEDSTAR RECORDS公式Ustreamチャンネル内に「斉藤和義 on USTREAM」(斉藤和義チャンネル)を開設。第1回の同日は新曲「雨宿り」などを披露。「斉藤和義 on USTREAM」は、隔週で(月2回)配信予定と発表されていたが、スケジュールは変動的で、第2回の配信は7月20日に延期。第3回は8月31日で8月の配信はその1回のみ。第4回は9月7日予定だったが機材トラブルで翌9月8日に延期、8月26日に宮城県塩竃市で開催されたチャリティライブの模様を2回放送した。配信期間は未定。

人物

ギター、ベース、ピアノからドラムやティンパニまでこなすマルチプレイヤーである。2009年7月放送の『情熱大陸』にて、一人多重録音によるレコーディングの様子が放送された。

「せっちゃん」の愛称で親しまれている。この愛称は大学時代「セックスしたい」と言いふらしていたことからついた。

ファッションアイテムは古着とスニーカー。

また、大の猫好きで、自宅に猫を飼っており、曲の中にも猫が頻繁に歌われている。シングル「やわらかな日」のジャケット写真は、飼い猫を自ら撮影したものである。

非常にシャイで人見知りをする性格であり、キャリアに比してテレビへの露出は少ない。一方、上述の「せっちゃん」の愛称の由来でも分かる通り、プライベートでは下ネタを使うことも多く、ライブ中のMCではよく披露される。

千原ジュニアのファンであり、2014年3月31日に開催予定の「千原ジュニア40歳バースデーライブ」への出演が既に決定している。


・伊坂幸太郎との関係・

作家の伊坂幸太郎は会社勤めをしながら小説を書いていた際、通勤中に「幸福な朝食 退屈な夕食」を聴いて退職を決意、執筆活動に専念することにしたと語っている。のちに伊坂の書き下ろし短編小説「アイネクライネ」をもとに、斉藤が「ベリーベリーストロング 〜アイネクライネ〜」を作詞作曲し、コラボレーション作品が生まれた。「アイネクライネ」は、「ベリー ベリー ストロング 〜アイネクライネ〜」を収録したシングル「君は僕のなにを好きになったんだろう」に初回盤特典として封入されたが、このシングルのジャケットは漫画家の佐藤秀峰が描いている。佐藤も斉藤のファンであると公言している。

伊坂の短編小説「フィッシュストーリー」が中村義洋監督作品として映画化(2008年3月公開)された際は、劇中のパンクバンド「逆鱗」の曲として「FISH STORY」を、エンディング・テーマ曲として「Summer Days」を提供した。

「ゴールデンスランバー」(2010年1月公開。中村義洋監督)でも、音楽を担当。原作タイトルの由来となったビートルズの同名曲「Golden Slumbers」をカバーし、オープニングテーマ・劇中歌として使用された。また、エンディングテーマとして「幸福な朝食 退屈な夕食」(映画化に際し新録されている)が使用されている。

短編集『フィッシュストーリー』に収録の一編「ポテチ」が、同じく中村義洋監督で2012年春に公開予定となり、音楽を担当することになった。

作品

シングル

僕の見たビートルズはTVの中(1993年8月25日)

Rain Rain Rain(1993年11月26日)

君の顔が好きだ(1994年2月2日)

歩いて帰ろう(1994年6月1日)

彼女(1994年9月24日)

déjà vu(1994年11月23日)

ポストにマヨネーズ(1995年3月1日)

通りに立てば(1995年6月25日)

大丈夫(1995年10月4日)

空に星が綺麗(1996年1月1日)

砂漠に赤い花(1996年2月1日)

Baby,I LOVE YOU(1996年8月21日)

郷愁(1997年1月22日)

幸福な朝食 退屈な夕食(1997年4月9日)

歌うたいのバラッド(1997年11月21日)

Hey! Mr.Angryman(1998年2月1日)

ソファ(1998年12月2日)

アゲハ(2000年2月23日)

劇的な瞬間(2001年7月25日)

ロケット(2001年10月24日)

月の向こう側(2001年12月5日)

やわらかな日(2002年11月20日)

喜びの唄(2003年3月5日)

ぼくらのルール(2004年3月24日)

真夜中のプール(2004年8月25日)

約束の十二月/誰かの冬の歌(2004年11月17日)

世界を白くぬれ!(2005年1月29日)

FLY〜愛の続きはボンジュール!〜(2005年10月19日)

ハミングバード(2006年5月24日)

破れた傘にくちづけを(2006年10月20日)

ウエディング・ソング(2007年1月24日)

君は僕のなにを好きになったんだろう/ベリー ベリー ストロング〜アイネクライネ〜(2007年6月20日)

虹(2007年9月5日)

やぁ 無情(2008年9月17日)

おつかれさまの国(2008年12月3日)

ドント・ウォーリー・ビー・ハッピー(2009年5月6日)

COME ON!(2009年8月5日)

ずっと好きだった(2010年4月21日)

やさしくなりたい(2011年11月2日)

月光(2012年5月2日)

・オリジナルアルバム・

青い空の下…(1993年9月26日)

素敵な匂いの世界(1994年3月24日)

WONDERFUL FISH(1995年2月1日)

FIRE DOG(1996年2月28日)

ジレンマ(1997年2月26日)

Because(1997年12月26日)

COLD TUBE(2000年3月23日)

35 STONES(2002年1月17日)

NOWHERE LAND(2003年3月26日)

青春ブルース(2004年4月21日)

俺たちのロックンロール(2006年6月21日)

I ♥ ME(2007年10月17日)

月が昇れば(2009年9月16日)

ARE YOU READY?(2010年10月27日)

45 STONES(2011年10月19日)

参考

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%89%E8%97%A4%E5%92%8C%E7%BE%A9

http://www.kazuyoshi-saito.com/

http://www.jvcmusic.co.jp/-/Artist/A013689.html


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