グローバリゼーション10

出典: Jinkawiki

2013年7月28日 (日) 15:29 の版; 最新版を表示
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グローバリゼーションとは?


経済、文化、政治、環境問題など人類の活動とその影響が、国家や地域の境界を超え、地球規模で一体化していく現象のこと。地球(globe)からできたことばで、「グローバル化」ともよばれ、「地球規模化」または「地球一体化」と訳される。冷戦が1989年に終結して市場経済が旧社会主義国や開発途上国にも広がる一方、インターネットをはじめとする情報通信技術が飛躍的に発達した1990年代以降、世界に広がった。似た用語である「インターナショナリゼーション(国際化)」が、国家と国家の間で生じる現象をさすのに対し、グローバリゼーションは国境の存在を超えて地球規模で生じる現象をいい、こちらの方が範囲が広い。グローバリゼーションがもっとも進んでいるのが、貿易や投資が自由化された経済の分野である。世界の大企業は研究・開発から原料や部品の調達、生産、販売、金融までを世界でもっとも有利な地点で行うようになり、「多国籍企業」または「超国家企業」とよばれる巨大企業が世界の主要産業を支配するようになっている。経済は弱肉強食と優勝劣敗が支配する「むき出しの資本主義」となり、その結果、富める国や人はますます富み、貧しい国や人はますます貧しくなった。グローバリゼーションについては、経済や科学、技術、文化を発展させ、人類を豊かにするという肯定論がある一方で、投機資金の流出入によって外国為替相場や株価が乱高下して経済に悪影響を与える、労働基準や環境基準が緩められたり、福祉が切り捨てられたりする、外国の文化が流入して自国の文化や伝統的な社会制度が破壊される、といった批判も強い。


グローバリゼーションと日本





参考文献 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%AA%E3%82%BC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3

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