スペイン食文化
出典: Jinkawiki
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食事
食事は旅の楽しみのひとつですが、スペインに旅行すると本当に大満足な食事にありつくことが出来ます。スペイン料理は肉類、魚介類、米、野菜など多種多彩な素材をふんだんに使うのが特徴。調理法は日本と全く異なりますが、肉、魚、野菜、米などを使用した栄養のバランスの取れた食事という意味では、世界で最も健康的なダイエット食として日本と肩を並べます。
スペイン料理
スペイン料理として代表的なものにはおなじみのpaella(スペイン風炊き込みご飯)や、gazpacho(野菜の冷製スープ)、tortilla de patatas(じゃがいも入りオムレツ)などがありますが、この他本当にさまざまな種類の料理があるので、スペインへ旅行する際には皆さん、ぜひ上記のものだけにこだわらずいろんな料理を試してそのおいしさはもちろんスペイン料理のバラエティーの豊富さを実感してみて下さい。
1日5食
1日5食は食べると言われるスペイン人、「そんな大袈裟な」「1日5食は無理でしょ」なんて思う日本人は多いはず。しかしこの噂はどうやら8割がた本当のようです。家族の習慣や仕事の都合、各都市によっても多少異なりますが、、、。
スペイン人5食タイムテーブル
午前8時~9時 朝食
cafe con leche(ミルクたっぷりコーヒー)とクロワッサンやトーストで軽く済ませる人が多い。
午前11時~午後1時 間食
サラリーマンは会社近くのバルで、主婦は買い物帰りに近所のバルでbocadillo(フランスパンのサンドイッチ)やtapas(小皿にのったおつまみ)などをつまんで昼食までの空腹をしのぐ。
午後2時~午後3時 昼食 ほとんどのサラリーマンは仕事を一旦2時に終え昼食を取りに自宅へ戻る。スペインは夕食より昼食に重きを置くため、昼食の後はseista(昼寝)の時間に入る。食事の量、脂っこさ、そしておいしさに胃袋が大満足すると同時にすごい睡魔に襲われるからである。そしてサラリーマンは5時頃までに再びオフィスへ戻り、主婦は再び買い物や散歩、井戸端会議などに出かける。
午後7時~午後8時 間食 午前11時から午後1時までの間食と同様、軽食を取って夕食までの空腹をしのぐ。
午後9時~午後11時 夕食
昼食に大量のカロリーを摂取するので、スペインの夕食はきわめて軽め。家でオムレツやスープなどを取る。ヨーグルトや果物だけで済ます人も多い。また、tapasがおいしいバルは会社帰りの人々で賑わう。
参考文献[1]