沖縄戦争
出典: Jinkawiki
<概要> 沖縄戦争とは、1945年の太平洋戦争末期に沖縄諸島に上陸したアメリカ軍を主体とする、連合国軍と日本国軍との間で行われた戦いである。戦争が始まって以来進撃を続けていた日本軍は、昭和17年6月にミッドウェー海戦での敗北を境に徐々に後退することとなり、南太平洋上の数々の島嶼にあった基地も奪われることとなった。このため日本軍は、本土防衛の最後の拠点を沖縄とすることにした。これに対しアメリカは、本土攻撃の拠点を硫黄島・沖縄と定め、昭和19年10月には沖縄攻略を正式に決め(アイスバーグ作戦という)、同年10月10日、まず沖縄本島に大規模な空襲を行なった。この沖縄での戦闘は、6月23日未明に司令官と参謀長が自決したことにより、組織的戦闘は同日に終結したとされているが、その後も沖縄本島以外の各島や本島内でも局地的には引き続き戦闘が行なわれていた。この約3~5ヶ月の間の戦闘で亡くなった日本兵及び一般住民の方々は、一般住民約10万人を含め約20数万人といわれている。
<経緯> 1941年 日本海軍、真珠湾への奇襲攻撃・太平洋戦争始まる 1942年 ミッドウェー海戦で日本海軍敗北 1943年 「学徒戦時動員体制確立要綱」決定 1944年 南西諸島の老幼婦女子・学童の集団疎開閣議決定する