第一次世界大戦2

出典: Jinkawiki

2013年8月7日 (水) 23:20 の版; 最新版を表示
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<きっかけ>  サラエヴォ事件→1914年6月28日、陸軍大演習しさつのためボスニアの州都、サラエヴォに到着したオーストリア皇位継承者(フランツ=フェルディナント)夫妻を、パン=スラヴ主義のグループに属していたセルビアの学生、プリンチップが暗殺した事件のことである。1908年のオーストリアによる、ボスニア=ヘルツェゴヴィナ併合に対する、セルビア側の憤激が爆発したもので、この事件が第一次世界大戦の直接的な原因になった。

<経緯> 1914年:サライェヴォ事件→オーストリアがセルビアに宣戦→第1次世界大戦勃発→ドイツがロシアに宣戦→ドイツがフランスに宣戦→ドイツ軍がベルギーの中立を侵犯→これによってイギリスがドイツに宣戦→日本がドイツに宣戦→ドイツ軍がロシア軍を撃破→タンネンベルクの戦い→ドイツ軍がロシア軍を撃破→マルヌの戦い→フランス軍がドイツ軍の進撃を阻止 1915年:日本が中国に対華二十一カ条要求を出す→イタリアが連合国側に立って参戦→ 1916年:ソンムの戦い→協商国軍が反撃に転ずるもドイツ軍が死守 1917年:ロシア三月革命→アメリカ合衆国が協商国側に立って参戦 1918年:ウィルソンが十四カ条を発表→ロシアがドイツとブレスト=リトフスク条約を結ぶ→ロシアが戦線離脱→オーストリアが降伏→ドイツが協商国側と休戦条約を結ぶ→第1次世界大戦終結

<第一次世界大戦初めてつかわれた新兵器> 1.戦車:戦車といっても、現在の戦車と比べれば性能は格段に低く砲台も付いていない。しかし、デコボコ道をグングン進んでいってしまうので大いに役立ったようである。 2飛行機:この飛行機も性能は低く、偵察に使われた程度。 3.毒ガス:この毒ガスはもっとも多くの死者をだした。これは、結構簡単に開発ができ、さほどお金もかからず、大きな効果が得られたので多くの死傷者を出すこととなった。 4.潜水艦:これは、ドイツが開発し、それまで中立国であったアメリカも、ドイツがイギリスの周りを潜水艦で囲み、そこに出入りする船を片っ端から攻撃するという無制限潜水艦攻撃を始め、1917年にアメリカまでもが世界大戦に参戦することになります。


 


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