水問題
出典: Jinkawiki
2014年7月22日 (火) 19:01 の版; 最新版を表示
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水は地球が誕生した時とほぼ同じ時期(約45億年前)に地球内部から吹き出して地球の表面を覆っていった。すべての生物の祖先は海の水の中で生まれて進化していった。水とは私たちにとって重要なものである。しかし、水は人間の手によって汚され、18世紀の産業革命あたりから水質汚染が始まった。ひどくなったのは、戦争によって荒廃したところを直すため、世界をあげて開発ラッシュが始まった第2次世界大戦以降の20世紀後半である。 水不足と水汚染が原因で、世界では年間約400万人、約8秒に1人の割合で死者が出てその犠牲者はアフリカとアジアの発展途上国の5歳以下の乳幼児である。屋外トイレを持っていない主に途上国の人が世界人口の約半分(30億人)であるため、川や池、湖、沼、凹地、藪の中で用を足しているため衛生上がよくない。水汚染の原因は病原菌のみではなく、化学肥料、農薬、重金属、油、灌漑によって生じる塩分などいろんなものがある。
参考、引用文献 地球の水が危ない 高橋 裕 (2003) 岩波新書 水のなかの有害元素 監修;井上 勝也 著者;高井 雄 株式会社研成社