COP15Ⅴ
出典: Jinkawiki
概要
2050年までに世界全体の排出量50%減、先進国に関しては80%減を目標とした会議。
参加国・人数は気候変動枠組条約締約国の約190カ国から1万人以上が出席し、98カ国から首脳が出席した。
日程は12月7日に開幕。12~13日に閣僚級非公式会合。16~17日に閣僚級公式会合。17日に首脳級会合晩餐会。18日に首脳級会合、閉幕。
第3回気候変動枠組条約締約国会議で採決された京都議定書に定めのない2013年以降の温暖化ガス削減目標が最大の焦点となった。
各国詳細
日本 日本は1990年に比べて25%の削減を目標に国際交渉に臨んだ。小沢鋭仁環境大臣が出し、最終日には鳩山由紀夫首相も合流した。
中国
11月26日中国は、二酸化炭素排出量を2020年までに2005年に比べ40~45%削減すると発表。
アメリカ合衆国
中国に続き排出量世界2位のアメリカはバラク・オバマ大統領が最終日に出席すると発表。2020年までには2005年に比べて17%、2050年までに83%減を表明しているが、途上国が求める2020年までの40%には遠く及ばず、また1990年(京都議定書基準年)比で換算すれば5%にも満たない。
議長解任
16日、議長を務めていたデンマークのコニー・ヘデゴーが突然解任された。後任には同じくデンマークのラース・ロッケ・ラスムセン首相が引き継いだ。