オルタナティブ教育 2

出典: Jinkawiki

オルタナティブ教育とは

子供の自主性に任せて、本人の学習する意欲・興味に従って行う教育のこと。オルタナティブ教育には2つのタイプがある。1つはドイツの哲学者のルドルフ・シュタイナーが提案した「シュタイナー教育」、2つ目はイタリアの医学者のマリア・モンテッソーが提案した感覚教育の「モンテッソー教育」である。両方とも子供の自主性を尊重し、年齢に合わせた教育方法を実践ンしている。「シュタイナー教育」は早期教育は行わず、完成を重んじるシュタイナーの哲学や思想を重んじている教育であり、「モンテッソー教育」は独自の教材を使用し、暗記だけでなく五感で覚える教育を行う。

オルタナティブ教育の歴史

オルタナティブ教育が生まれた背景として、世界各国で義務教育が普及したことがまず挙げられる。義務教育が行われるようになると就職率が高まり、学校による強制的な画一教育が広がってしまったのである。しかし、画一的な詰め込み教育に反対の運動がおこり、子供の自主性と自発性を尊重する教育が世界に広まっていくこととなった。また、この運動が起こった時代は社会の変化が著しい時代であったため、画一的な教育で新しい社会に適応できる力を身につけさせようとしていたのだが、子供自身が幸福になることはできないうえ、社会の問題が多くなるという考えもあった。ほかにも、教育を行うことで世界が平和になるとしていたが、第一次世界大戦が起こり、新しい教育を行うことが必要だと考えたという背景もある。

現在も続いているオルタナティブ教育

・モンテッソー教育 ・シュタイナー教育 ・フレネ教育 ・ダルトン・プラン教育 ・イエナプラン教育 など

(S.Y)

http://papimami.jp/4832 http://altjp.net/classification/article/83