アフリカの家族生活
出典: Jinkawiki
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概要
アフリカの村落では、食事の準備や料理、土器作りや機織りなどの手作業は、概ね戸外で行う仕事である。テントや家屋は、雨を避け、寒い季節は暖をとり、また、睡眠の場所でもある。男は家を作り狩猟をしたり、女は食料を採取したりする。
食事
主食は主にモロコシなどの雑穀、トウモロコシ、キャッサバなどで豆類などの副食が付く。彼らはこれらを臼でつき、沸騰した湯や時にはミルクで煮て柔らかくて粘りがあるねり粥に仕上げる。そして魚や肉のシチューを別に作り、出来上がった穀類と一緒に食べる。
調理に使う道具
⑴かき混ぜ棒(ソマリア製)
穀物やシチューをかき混ぜる時に使う棒である。棒を両手で挟みこすることでミキサーのように素早く回転する
⑵コーヒーメーカー(スーダン)
スーダンのエリトリア国境近くに住む遊牧民、ベネ・アメールの人たちは飲料水を求めることや、牧畜のために広範囲を移動するため、彼らにとって必需品である。コーヒー豆を石鉢の中に入れて杵で潰して素焼きのコーヒーポットでコーヒーを作り、持ち運ぶために皮で覆われたラフィアヤシに入れて移動する。
⑶水筒(一例)
水筒の1例としてダチョウの卵を使っている。
保存方法
家のいたるところに、ネズミや蛇を避けるために様々な容器が縄で結ばれていたり、棚の上に置かれている。
嗜好品
アフリカでは、タバコを男女関係なく好む。タバコを吸うパイプは木や粘土で作られていて、多くの場合複雑な模様が施されている。
『参考文献』イボンヌ・アヨ ビジュアル博物館「アフリカ」1997年