マリンバ
出典: Jinkawiki
マリンバは鍵盤打楽器の一種で、よくシロフォンとまとめて「木琴」と言われる。ちなみに、マリンバとシロフォンは別物である。
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構造
マリンバは、たたくと音の鳴る音板、音板の音を響かせる共鳴管、それらを支える枠と脚で、おもに構成されている。共鳴管は、見た目を大事にするために黒鍵側に飾りの共鳴管をつけることがある。マリンバの一般的な大きさは4オクターブだが、4オクターブ半や5オクターブの大きさも存在する。理論上では、6オクターブ半の大きさまで作ることができる。文教大学にあるマリンバは5オクターブである。シロフォンとは、音板の幅や厚さ、共鳴管の太さや長さが違う。
音色
マリンバの音色はさまざまな要因で変わる。マレットがハード(固め)であれば、はっきりとした粒立ちの見える音になり、ソフト(柔らかめ)であれば、やさしい暖かみのある音になる。また、同じマレットであったとしてもたたき方を大きくしたり小さくしたり、速くしたり遅くしたりするだけで全く違った音になる。その他にも、演奏する場所や楽器の素材などでも音色は変化する。一番の要因は、演奏する人自身の音に対するイメージだったり、技量である。
主なマリンバの曲
レイン・ダンス/A.ゴメス マリンバのための時/三木 稔 ガーナイア/マティアス・シュミット Yellow After the Rain/ミッチェル・ペーターズ マリンバ・ソニック/M.ハルト 雨蛙/安倍圭子 プリズム/安倍圭子 道/安倍圭子 竹林/安倍圭子
参考資料
YAMAHA 楽器解体全書 http://www.yamaha.co.jp/plus/marimba/?ln=ja (dalbhat)