へジャブ2
出典: Jinkawiki
へジャブ
へジャブとはイスラム教徒の女性が人前で髪を隠すのに用いるスカーフのことである。またヘジャブの意味としては女性の貞節を守るための幕を意味するのと同時に、禁忌状態あるいは神聖という意味も含んでいる。
ヘジャブの歴史
6世紀 イスラーム教開祖であるムハンマドが女性の美しい部分を隠すように求めたことから始まる習慣。イスラーム教徒の聖書クルアーンの「カーテンの節」では、ムハンマド は一夫多妻制が認められていた事もあり、妻達の隔離を指すものとして使われていた。 7世紀 貴族階級固有の習慣だったヘジャブの着用が徐々に庶民の間にも浸透するようになった。あまり裕福でない庶民が外出する際の“ぼろ隠し”にヘジャブは好都合であっ た。