アパルトヘイト 5
出典: Jinkawiki
アパルトヘイトとは、アフリカーンス語で「分離、隔離」を意味する南アフリカ政府が第2次世界大戦後から1990年代初頭まで行っていた人種隔離政策のこと。 南アフリカ国内の、全人口の内15%程度の白人を優遇し、多数派であった黒人を極端に差別していた。
差別の内容
原住民土地法
1971年に実施された、国土の内の僅か13%である辺境不毛の地に「ホームランド」と呼ばれるものを10地区作り、そこに2500万人もの黒人たちを収容し、最終的にはそこを独立国にしようとしたこと。しかし、これは名目上であって、本来の目的は黒人を他国の国民として扱うことであり、黒人達から南アフリカの市民権を奪い、外国籍の出稼ぎ労働者として扱おうとするものであった。