菓子

出典: Jinkawiki

2015年7月31日 (金) 18:18 の版; 最新版を表示
←前の版 | 次の版→

菓子とは

 常食のほかに食する嗜好品であり、昔は果実が多かったが、現在では米・小麦粉の粉、餅などに砂糖や餡などを加えて、種々の形に作ったものをいう。

歴史

 菓子は大和時代に作られ始め、奈良時代から平安時代にかけて、遣隋使や遣唐使によって唐からお菓子とその製法が伝えられた。そして鎌倉時代から南北朝時代にかけて、砂糖の輸入が増加し、国内でも生産されるようになった。このとき砂糖とまみえて和菓子の源流が生まれたとされている。室町時代から安土桃山時代では、ポルトガル人やスペイン人により砂糖や卵を用いたカステラ、カラメルなどのお菓子が持ちこまれ、日本のお菓子に大きな変革をもたらしたといわれている。江戸時代には現在の和菓子のほとんどがつくられ、明治時代から大正時代にはドロップやキャンディー、チョコレートやビスケットなどが輸入され、多くの製菓会社が設立された。昭和時代には菓子業界がいっせいに活発な動きを見せ、洋菓子、和菓子などが大量生産された。このようにして菓子は発展を続けてきたとされ、今でもお菓子の種類や消費形態が多様化してきている。

参考文献

http://www.zenkaren.net/_0400(2015.7.31閲覧)

ハンドルネーム:トトロ


  人間科学大事典

    ---50音の分類リンク---
                  
                  
                  
                  
                  
                  
                  
                          
                  
          

  構成