アジア太平洋戦争
出典: Jinkawiki
アジア太平洋戦争
アジア太平洋戦争戦争とは大日本帝国が大東亜共栄圏の設立を口実に始めた戦争である。 1937年の日中戦争から始まり1947年のマレー半島に奇襲上陸、ハワイの真珠湾攻撃をきっかけに始まった対米戦争、1945年のその戦争の終結までのことをいう。大日本帝国が口実とした大東亜共栄圏とは欧米の植民地支配からアジアの諸地域を独立させ、大日本帝国を中心に共栄圏を設立するということ。 つまり大日本帝国が欧米の植民地とされている東南アジアの諸地域を独立させてあげますよということである。 だがこれはあくまでも口実である。 実際のところは東南アジアの資源の確保を目的とした侵略戦争と言える。 1943年の大東亜政略指導大網には 「マライ」「スマトラ」「ジャワ」「ボルネオ」「セレベス」は帝国領土と決定し重要資源の供給地として極力これを開発並びに民心把握に努む。 と記されている。 これが東南アジアを植民地としようとした証拠であるといえる。 これは明確な侵略戦争である。 だが日本国兵を祀っている靖国神社のご挨拶では、 時代は下り日清日露の戦ひ、第一次世界大戦そして曩の大東亜戦争という対外戦争がございました。 (中略)近代国家の成立の為、我国の自存自衛の為、さらに世界史的に視れば、皮膚の色とは関係の無い自由で平等な世界を達成するため、避け得なかった戦ひがのざいました。 と記されている。 侵略戦争とは認めていないような文である。 こういったところを戦後平和を目指す日本の首相が参拝することは問題であるといった議論もある。
参考文献 高校日本史B 実教出版 遊就館図録 靖国神社 官報 号外 1945年8月14日