からす問題
出典: Jinkawiki
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東京のカラスの実情
東京の都心部のカラスは増えている。東京都全体のカラスの数は、約37000羽。カラスはもともと昆虫や果実、動物の死体などを食べるが、都市では人間の出した生ゴミを食べる。くちばしで裂くことができるポリ袋に入っている生ゴミや、カラスが安心して巣をかけられる高い気が増えたことで、カラスは増えていった。問題点としては、(1)ゴミの散乱、(2)攻撃を受ける、の2点。ゴミ収集袋の中の生ゴミをカラスが引っ張り出して食べる際に他のゴミが散らかり、ゴミが道幅いっぱいに散らばってしまうこともある。(2)は、子育ての季節に、ヒナを襲われると思った親鳥が巣や巣立ちビナの近くを通る人を威嚇したり飛びながら蹴る。この他、最近は小規模のねぐらが住宅地に作られることも多くなり、朝・夕の声がうるさいという声も大きくなりつつある。
== 日本の対策 == カラスによる被害を減らすため、ゴミの減量や、収集場所への出し方を改善して、カラスにゴミを食べられないようにする。東京支部は、カラスについてのシンポジウムを行い、都市のカラス被害の解決にはゴミ問題への取り組みが必要であることを示してきた。シンポジウムでの提起を受けて、カラスの生息状況について東京支部や奥多摩支部と共同で調査を行い、ゴミの散乱とカラスの数との関係など基礎的な資料を蓄積してきた。環境省からの委託で、『自治体担当者ためのカラス対策マニュアル』作成のための調査を実施。そして、カラス問題に直面する自治体間で情報を共有してもらうため、都市のカラス問題に自治体はどう取り組むのかをテーマに、2001年3月、日本教育会館で「カラスフォーラム2001」を開催。効果が見込めず、命の軽視となりかねない駆除を避け、都市で問題化したゴミ対策を進めることによって、自然にしたがってカラス被害を軽減するべく働きかけを行っている。
海外のカラス
韓国
カラスはいない。いても駆除してしまう。
アフリカ
人が集中する都会はどこも中型~大型の鳥の姿は少ないのが普通で、鳥が最も多いと言われるアフリカでもそれは同様。
ケニア
カラスは基本的に都会を外れた自然の中でもごく少なく、ケニアなどで探鳥していても一日に数羽見るくらい。
中国
冬はカラスが多いが、大半は越冬中のミヤマガラスで、夕方に主に目につくぐらいである。=== アメリカ === カラスの代わりに大都会でカモメが目につく。
オーストラリア
各種のカラスが生息しているが、いずれも都会には姿を現すことは少ない。
参考
カラスQ&Ahttp://www.wbsj.org/nature/kyozon/karasu/html/qanda.html
都市におけるカラス問題https://www.wbsj.org/nature/kyozon/karasu/yacho01/648.html
by.eposu