冷戦4
出典: Jinkawiki
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概要
冷戦とは、第二次世界大戦後のアメリカ合衆国を中心とする資本主義・自由主義の国と、ソビエト連邦を盟主とする共産主義・社会主義の国との対立構造である。
第二次世界大戦後の1945年のヤルタ会談から1989年のマルタ会談までの間続き、アメリカ合衆国とソビエト連邦が軍事力で直接戦う戦争は起こらなかったことから、軍事力を行使し、直接戦うことを指す「熱戦」「熱い戦争」という言葉に対して、「冷戦」「冷たい戦争」と呼ばれる。
主に西ヨーロッパに資本主義陣営が固まっていたため資本主義陣営を「西側諸国」、東ヨーロッパに社会主義陣営が固まっていたために「東側諸国」と呼ばれる。その後、アジア、中南米、アフリカにも両国に支援された国家、組織の対立、紛争が起きたこともあり世界規模での対立構造になった。
資本主義陣営、社会主義陣営ともに資本主義国同士や社会主義国同士の紛争や対立も行われている。
ソ連崩壊後も北朝鮮、韓国の対立、台湾問題、アメリカとキューバの対立などの問題が残っている。
また、資本主義と社会主義という対立関係が崩れた後は民族対立、宗教対立など世界は多極化の時代を迎える。
東西陣営の主な国
主な西側諸国 アメリカ合衆国 カナダ メキシコ アルゼンチン ブラジル コロンビア ペルー イギリス フランス ドイツ連邦共和国 イタリア スペイン ポルトガル トルコ ギリシャ 日本 大韓民国 中華民国(台湾) オーストラリア ニュージーランド フィリピン インドネシア パキスタン イスラエル サウジアラビア 南アフリカ
主な東側諸国 ソビエト連邦 ルーマニア ポーランド チェコスロバキア ブルガリア ハンガリー ドイツ民主共和国 アルバニア モンゴル人民共和国 中華人民共和国 朝鮮民主主義人民共和国 ベトナム ラオス アフガニスタン民主共和国 イラク キューバ ニカラグア エチオピア ベナン モザンピーク リビア アンゴラ コンゴ人民共和国
中立、第三国 インド スウェーデン スイス オーストリア フィンランド ユーゴスラビア ミャンマー イラン
参考文献
http://www.weblio.jp/wkpja/content/%E5%86%B7%E6%88%A6_%E5%86%B7%E6%88%A6%E3%81%AE%E6%A6%82%E8%A6%81
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