肥満

出典: Jinkawiki

2015年8月2日 (日) 22:47 の版; 最新版を表示
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目次

原因

食事が一番に関わる。バランスの悪い食事やファストフード店などを多く利用していると、肥満になりやすい。また、テレビやゲーム、携帯などの利用時間が増えることで外に出て体を動かさない人が増えている。そのせいで運動不足になり、肥満の原因となる。また本人の生活習慣だけではなく、遺伝の問題もあると考えられている。


悪化すると

加齢していくにつれ、骨や関節への負担が大きくなり関節障害にもなる。また、がんのリスクも高くなり痛風や突然死する危険性もある。動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞や脳卒中にもなるといわれている。日本人はインスリンの分泌能力が低いため、生活習慣病になりやすいので特に肥満には注意しなければならない。しかし日本食は、米や野菜、魚や汁物を中心としているので肥満の割合は少なくなっていると考えられる。


海外について

世界での肥満の割合をみてみると、アメリカ34%、メキシコ29.5%、イタリア10%、日本3%となっている。肥満の中でも米国本土の小児の割合は、18%と減少傾向にあるが、プエルトリコの小児肥満率をみてみると28%以上と高めである。プエルトリコでは、公立教師が生徒を肥満化そうでないかを判断しカウンセラーやソーシャルワーカーに報告をする。そして、各市町村の児童保健課の職員がその両親と面談を行う。ダイエットなどのプログラムを提案し、6か月間実行してもらう。変化がない場合は警告される。さらに6か月の猶予が与えられそれでも改善されない場合は、6万~9万5千円の罰金が課される。

また、様々な国で、飽和脂肪酸に課税や学生食堂でのケチャップ禁止など肥満を防止するための対策が行われている。


参考文献

http://www.selfdoctor.net/q_and_a/2001_05/diet/10.html


  人間科学大事典

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