南北問題とは、南に多い発展途上国と北の先進国との間でおこる経済格差をめぐる問題のことである。発展途上国の多くは、過去数世紀にわたる欧米先進国の植民地支配のもとで、先進工業国が必要とする原燃料の供給地にされるということが起きたことにより自給自足経済は崩壊した。