環境問題13

出典: Jinkawiki

2015年8月3日 (月) 13:04 の版; 最新版を表示
←前の版 | 次の版→

目次

環境問題

環境とは

環境とは、自然と人間との関係に関わるものである。だから、環境が人間と離れてそれ自身で善し悪しが問われるわけではない。人間と環境の関係は、人間が環境をどのように見るのか、環境に対してどのような態度をとるか、そして環境を総体としてどのように価値付け、概念化するかによって決まる。すなわち、環境とは人間と自然の間に成立するもので、人間の見方が深く刻みこまれているものである。一般的に使われている環境という言葉は、暗に人類を主体にしている場合が多い。生物全体をも主体とすることもできるが、そのような例は少ないように思われる。


環境問題とは

「環境問題」とは、私たち人間や生物、そして私たちを取り巻く外界との関係に悪影響を及ぼす現象のこと。大気、森林、草地、海洋などの「自然環境」や人間の住宅地域である都市、土壌、河川などの「生活環境」、あるいは、体内に取り込まれる食事や水など、環境問題には外界のあらゆる要素が関連しています。 環境問題には地球温暖化、気候変動、大気汚染、土壌汚染、森林減少、砂漠化、生物多様性などさまざまな種類があります。公害のような地域環境問題では、大気汚染・水質汚濁・土壌汚染などのような区分で取り扱われることが多い。 共通しているのは「人間の活動が原因で発生している」ということです。

本における環境問題の歴史

日本国内で環境問題が注目されるようになったのは、戦後の高度経済成長期です。人間は快適で便利で豊かな生活を求めるものです。その欲求を満たそうとする努力が経済を発展させてきたわけですが、一方で、さまざまなかたちで環境への負担も生み出してきました。環境問題と経済活動は密接に関係します。経済、産業はこれまで工業生産の拡大、都市開発の進展、インフラの整備などを通じて発展を成し遂げ、人々の豊かな生活を実現してきました。しかし、工場等から排出された重金属や有害化学物質等による環境汚染が引き金となって、深刻な公害問題が発生しました。このような状況を受けて、1970年代にかけて、大気汚染や水質汚濁、騒音・振動、悪臭などの多くの公害対策に関する法律が整備され、対策が進められました。

参考文献

『この国の環境~時空を超えて~』 著者:陽 捷行 発行:2011年10月25日

環境問題とは

http://home.hiroshima-u.ac.jp/er/index.html

『地球環境問題とは何か』 著者:米本 昌平 発行:1994年4月20日

『環境年表』 著者:国立天文台 発行:平成25年12月30日 出版:丸善

環境問題の概要

http://www.city.fukui.lg.jp/kurasi/kankyo/study/handbook_d/fil/kigyou_01.pdf 

『手にとるように環境問題がわかる本』 著者:オヒィステクト 発行:2012年7月17日 出版:かんき


  人間科学大事典

    ---50音の分類リンク---
                  
                  
                  
                  
                  
                  
                  
                          
                  
          

  構成