冷たい戦争

出典: Jinkawiki

2015年8月3日 (月) 15:50 の版; 最新版を表示
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冷たい戦争

冷たい戦争

冷たい戦争「冷戦」(つめたいせんそう れいせん) 第二次世界大戦後のアメリカとソビエト社会主義共和国連邦の二大陣営の対立状態をいう。アメリカを盟主とした「北大西洋条約機構(NATO)」と、ソビエト社会主義共和国連邦を盟主とした「ワルシャワ条約機構」とで分かれていた。1948年の6月から翌年1949年の5月まで行われたソビエト社会主義共和国連邦の西ベルリン封鎖問題は象徴的。1949年5月にはドイツ連邦共和国(西ドイツ)、10月にはドイツ民主共和国(東ドイツ)が成立した。1989年、アメリカ、ソビエト社会共和国連邦は「冷戦終結」を宣言した。

北大西洋条約機構(NATO)

北大西洋条約機構[NATO](きたたいせいようじょうやくきこう) 1949年、米、英、仏、伊、蘭、ベルギー、ルクセンブルク、デンマーク、ノルウェー、アイスランド、ポルトガル、カナダの欧米12ヵ国が、共産圏に対抗するために結成した集団安全保障機構。北大西洋軍を持つ。1955年までに、ギリシア、トルコ、西ドイツが加わって15ヵ国に拡大。1982年はスペインを加えて16ヵ国、1999年には東欧圏の3ヵ国を加えて19ヵ国、2004年には26ヵ国に拡大。2009年には28ヵ国にも加盟国が増えた。

ワルシャワ条約機構

ワルシャワ条約機構(わるしゃわじょうやくきこう) 1955年5月に東欧8ヵ国(ソビエト社会主義共和国連邦、ポーランド、東ドイツ、チェコスロヴァキア、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリア、アルバニア)が東欧8ヵ国友好協力相互援助条約の軍事同盟を結んでつくった集団安全保障機構の通称。西ドイツの北大西洋条約機構「NATO」加盟に対抗して結成。1968年にアルバニアが脱退、1991年に解体した。

参考文献

冷戦崩壊 北大西洋条約機構 冷戦の終焉

HN.WP


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