フランス2
出典: Jinkawiki
目次 |
基本情報
正式名称 | フランス共和国(République française) |
国の標語 | 自由、平等、友愛 |
国歌 | ラ・マルセイエーズ |
公用語 | フランス語 |
首都 | パリ |
面積 | 632,759km² |
人口 | 6108万3916人 |
GDP | 2兆0377億(ユーロ) |
国旗 | 通称トリコロールとも呼ばれる赤、青、白うを並べた三色旗。1789年に国民軍司令官であるファイエットがパリ国民軍の帽章の色であった赤と青に王家の白を加えたことが始まりである。 |
宗教 | カトリックが4割を占めており、他にはイスラム教、プロテスタント、ユダヤ教などがある。 |
フランス共和国、通称フランスは西ヨーロッパにある単一主権国家であり、首都であるパリは文化および商業の中心地である。同国は人民主権を基本とした民主制の国である。
歴史
フランスは初期の頃ローマ人からガリアと呼ばれており、当初はケルト人が住んでいたとされている。そのうちゲルマンに入るフランク人がやってきた。その後クローヴィスという王がフランス人などの諸族を統一した。しかしどんどん王権は弱まっていってしまった。そんな中フィリップ2世という王が現れ、それをきっかけに次々と優秀な王がフランスを強くしていった。そしてアメリカ独立戦争の支援や貴族などの浪費がたたって財政がひっ迫し、王は国民にさらなる課税をしようとしたがそれに不満をもった国民が立ち上がりフランス革命につながった。第二次大戦でも国土財政ともにぼろぼろになりフランス植民地との戦争も泥沼化するがドゴールの政治政策により持ち直した。
日仏関係
日本とフランスの交流が始まったのは幕末期以降であり、1858年に日本とフランス間で初の修好通商条約が調印された。明治維新後には日本からも留学生が多くフランスへ行っている。また、岩倉使節団もフランスを訪れており、そのパリの様子は米欧回覧実記に書かれている。また、日本の民法刑法改訂にフランス陸軍の影響を強く受けた。義和団事件において共同歩調を取ったが、その後日清戦争にてフランスは遼東半島を返還するよう三国干渉をしてきている。第一次世界大戦では連合国側と枢軸国側で対立し、真珠湾攻撃の後フランスは連合国側にて参戦していたが日本とは交戦しなかった。以降、1951年の平和条約締結によって日仏関係は落ち着き、関係は良好である。
経済
フランスの経済は世界各国の中でも上位に入り、ヨーロッパ屈指の経済大国である。また、観光客入国数は世界一、農産物輸出額も2位と何かとヨーロッパの中で上位に入る国である。
1990年代にはヨーロッパ通貨統合に参加しようとし、大幅な財政赤字削減策が実施されたが国民の強い反対によって消費拡大による景気刺激策に方針が変わった。また、近年失業率が12%を超えていたのが回復した。
言語
フランスの公用語は1992年にフランス語が唯一の公用語だと決まっている。しかし、オック語、ピカルディ語などの言語がある他、ブルターニュではブルトン語、アルザスではアルザス語、北部フランドルフランセーズではフラマン語など合計で77の地域後が各地で話されている。また、フランス語はフランスだけでなく多くの諸国で使用されている言語であり、フランスは点字を最初に作った国でもある。