自殺3
出典: Jinkawiki
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自殺とは
自分で自分のことを殺すことであり状況や方法で表現を使い分ける場合がある。
主な自殺の種類
首吊り自殺:ロープによる斜め圧迫により、脳への血液の流れが止まってしまいそのまま脳が酸欠状態になり失神してしまう。そのあとには舌も飛び出し、眼球も飛び出し、体の中のあらゆるものが出てくる。いわゆる垂れ流し状態だ。男性は射精もする。男女共に物凄い形相になる。行われる場所も様々でベランダや部屋、樹海、ドアノブなどがある。過去にはデパートのトイレで首を吊った男の子も。たまに失敗してしまう例がある。その場合、軽い後遺症が残る場合があります。脳に障害が残り、呂律が回らず体も不自由になったり、言語障害になったりとケースは様々だがある。精神的にも大きい打撃がある。
飛び降り自殺:読んで字のごとく高いビルから飛び降りること。風圧で息がしづらくなり、地面に激突する激痛を順々に感じることになる。目の前が白くなったと思った瞬間に、骨が砕ける感覚と内臓への衝撃を感じる。飛び降りてる最中にやっぱり死にたくない、などと感じたときに死んでしまうから大変だ。飛び降りて着地した場所や飛び降り方、ビルの階も関係してくる。事例)飛び降り自殺は即死できる方法と思われがちだが搬送先の病院で亡くなるということがあった。つまりすぐには死なず、しばらくもがき苦しんでいたのだ。
飛び込み自殺:線路や道路などの危険な場所で自分の体を投げ出すこと。多くの自殺者は肉片と血液が周辺に飛び散ったり、切断された体のパーツの一部が飛んでいったり悲惨な姿になる。春は電車に飛び込む事故がよく発生するが悲惨すぎてその事故現場を目撃してしまった人たちはとてつもないトラウマに追い込まれるんだとか。運転手はこの人身事故を機に運転手という職業を辞めてしまう人もいる。賠償金もあるため遺族にも電車などの交通機関を利用する人たちにも迷惑をかける方法だ。
硫化水素自殺:高濃度の硫化水素という有毒な空気を吸う事による方法。体が動かなくなり、意識を失う。気管支が腐食され激しく痛み、空気を吸いながら溺れていく上に意識は最後まで明瞭で苦痛度がかなり高い。
練炭自殺:練炭に火をつけ、その煙を体内に入れる方法。その煙とは一酸化炭素が含まれている。このような自殺をする人は風呂場を使う人が多い。ほかには倉庫や車など密室になれる場所で行われる。濃度によって変化する。濃度が低いと頭痛やめまい、吐き気の症状が現れる。濃度40%程で昏睡状態に。意識があるときにこの濃度だと自殺を図れず苦しくてその場所から逃げてしまう人が多いため寝ている間に濃度が上がっていくようにする。睡眠薬などをうまく利用すると良い。
焼身自殺:自らに火を付けて死ぬこと。よくドラマやベタな映画で見ることがある。あまりこの方法を使う人は現実的に少ない。苦しみに耐え続ける必要があるため即死はできない。仮に死ぬことができなかった場合、無菌室に入れられ、生死を彷徨う。
服毒自殺:薬を服用する行為。睡眠薬を大量服用によって自殺をすることができるという噂があるが、死ぬまでに苦しくて息ができないほどの激しいおう吐が伴う。多くの人は成功せず救急車で運ばれるケースが多い。結果死ねなかった人は腸内洗浄されて終わる。
自殺でよく使われる薬は農薬。よく青酸カリなどの危険な薬で死ぬ、とあるが、そのような危険な薬は一般人には買うことができない。現在売られている睡眠薬も胃を壊すことはあるが死ぬまでには至らない。せいぜいシアン化合物で窒息して死ぬことはできるが薬を飲んで死ぬことは楽に死ねる、という考えはやめたほうがいい。
入水自殺:水中に自らの命を投げ出すこと。水分を大量に吸収してしまうため現在の体の何十倍も膨張してしまう。身元がわからなくなる。万が一生き残ったとしても遷延性意識障害になる可能性が高い。遷延性意識障害は主に自力で物事ができなくなること。移動や摂食もすることができない。いわゆる植物状態になってしまう。
世界の自殺率
WHOの調査によると世界中の毎年約80万人が自殺を図る。そのうちの75%は低中所得国である。 統計は様々だが、上位を占めるのは酷い貧困や危険な薬品を簡単に手に入れることができる国が目立つ。その中でも北朝鮮においてはアジアの中でも上位に入る。厳戒態勢や人権迫害、貧しい経済状況などの理由がありストレスが溜まる一方で自殺者多発。刑罰を避けるために自殺を図ることもある。一方リトアニアはヨーロッパの中でも非常に自殺率が高い。自殺がピークの時期は社会問題にも。その原因はリトアニアの経済問題が理由の一つだ。1998年に起こったロシア金融危機、世界の金融危機はリトアニアに大きな影響を与えたためだ。
南米国やアフリカは自殺者が少ないイメージが多いがやはり貧困や家庭内暴力、アルコール依存や高い失業率などが理由で男性が自殺する割合が多い。他にも医療設備が足りてないために自ら命を絶つ者が多い。上位にはタンザニアも名前が挙がるが貧困や飢餓、暴力などの深刻な問題が多くその中でも子供や学生の自殺率が多い。それは家庭事情やストレス、落第からくる。カザフスタンに関しては長年自殺に悩まされている。社会問題でもあるため世界保健機関(WHO)の報告書によれば、世界の自殺者の約3割がカザフスタン人という驚きの結果になっている。成人前の女の子の自殺率は世界一だ。
日本はなぜ自殺が多いのか
日本は自殺大国と言われている程自殺者が年間多い。。それには理由がある。 まず日本全体の問題は経済的に失敗すると全てを失ってしまうこと。
中小企業の経営者に負担が大きい。融資を受けるときに経営者個人の資産が担保されることが先進国で日本だけなのだ。個人資産を失うことが大きな問題だ。
年齢層だと若い人程自殺率が高く見られがちだが実は年齢が高くなるほど自殺する人は多い。特に40歳以上の割合が全体の約7割を占める。その中でも健康、経済、家庭に問題がある人が多いという統計が出てる。鬱病や総合失調症、仕事疲れもその一つだ。
若者の中では就活といじめが大半を占める。
就職活動に失敗者や雇用の非正規化、ブラック企業が増えたことも原因の一つ。
自殺率というのは失業率とも相関している。
日本の自殺者が多すぎて海外では映画化した。(「自殺者1万人を救う戦い」という低予算でのドキュメンタリー)
自殺を防ぐためには 自殺対策
「死にたい」と思うということは一種の病気である。脳の病気によって引き起こる。うつ病などによっても死にたいという気持ちが表れてくる。自殺を防ぐためにはまず、周りのサポートが大切だ。家族や友達が自殺をしたい、というサインに気づいてあげるべきなのだ。ネガティブなことばかり口に出したり食欲がなくなったり、家族とコミュニケーションをとらなくなったり急に身の回りを整理したりと様々だが異変に気付いたときには話をじっくり聞いてあげることが一番大切だ。自殺をしたい者に一番してはいけないこと、それは励ましたりすること。逆に励ましたりすると頑張らなくてはいけないという思いにかられもっと自分自身を追い込んでしまう。そのため本人の話を聞いてあげ、死んでほしくないという意思表示をすることが大切だ。また、日本には「自殺予防総合センター」という行政側が設置した機関がある。友達や親に言えない悩みをここで吐くこともできる。 我が国では男性の自殺率が多いため
主に自殺をする最も多い職業
アメリカと日本の職業を主に記す。初めにアメリカだ。
まず一つ目の職業は科学者。充実してるように見えるが科学者同士での競争率がとてつもない。シビアな世界のため物事の発見や改革を起こさなくてはいけないため最もストレスが溜まる傾向がある。一般の人と比べ、約1.3倍も多い。事例としては研究助成金を断られた科学者が薬品を飲んで自殺。
二つ目は電気従事者。この職業は景気によって収入が左右され仕事が減る。電気従事者は長時間電磁波を扱うが最近の研究では電磁波は脳内のメラトニンに大きく影響するためうつ病を引き起こす可能性が大きく一般人と比べ1.4倍も高い。
三つ目は不動産業界の人だ。2008年に起こった不動産価格暴落危機以来、不動産会社は著しく不安定になったため。
四つ目は警察官だ。日本と比べると日々事件が立て続けに起きる。きつい仕事に耐えなくてはいけない肉体、そしてそれに伴う精神的ストレス。特にアメリカの警察官は精神を追い込まれることが多い。皆が嫌がる仕事もこなすため人よりも何倍も鬱病にかかる確率が高い。その中でも女性の自殺率が高い。
五つ目は弁護士だ。アメリカでは日本と比べて弁護士を雇うことが多く、裁判が起こることも多い。収入も良く、輝いている職業に見えるがその裏には厳しい現実がある。長時間働くことはもちろん、難しい訴訟やお粗末な世論など様々な理由があるためアメリカは弁護士のためのメンタルヘルスプログラムを行っている。
六つ目は金融関係の仕事だ。大恐慌後には必ず自殺者が増えるという統計も増えている。つまり、経済の状況により自殺者は変化する。最近ではEU離脱がビッグトピックスのため破綻した人も少なくはない。金融関係者はアメリカにかかわらず全世界での共通自殺者多数の職業だ。
最後に最も自殺者が多い職業は医療関係の仕事をしている人だ。医者、歯医者、薬剤師など。長時間労働、モンスター患者、成功を保証することができないため日々不安にかられる。医療関係の仕事をしているとある程度高いプライドの持ち主が多いためカウンセリングを受けずに一人で抱え込んで自殺する人が多い。
一方日本では大手広告代理店の営業、IT企業の下請け、チェーン店飲食店店員、店長、看護師、教師が多い。営業に関しては結果が全て。結果が出ないと上司からも良い扱いを受けず、いやがらせを受けるというケースもあるためだ。チェーン店などの飲食手では過労死で死ぬ人、店長も仕事が回らず十何時間も働くことがざらに多く、給料と仕事量が全く比例しないため自殺をする人が多い。教師も同様だ。大量の仕事にモンスターペアレント、先生同市の人間関係など背負うものがとてつもなく多い。教師こそブラック企業。鬱病にもかかり精神的に追い詰められる人が多い。どの国もストレスが溜まる職業や安定のない職業、自殺の確率が高いという傾向がある。
日本の自殺
自殺者総数は1998年に急増してそこから一気に三万人を超えた。自殺において共通していること、それは働く男性が多いこと。特に年齢層が上がれば上がるほど自殺率は上がる。バブル崩壊後だと多額の借金に追い込まれた経営者やリストラにより生活困難な元社員、過労や鬱など社会的・経済的問題困難を抱えた男性の自殺が問題になった。自殺をするまでに誰もが通ること、それはうつ状態などのメンタルヘルスの失調状態だ。自殺既遂者の90%以上が何らかの精神障害に陥った状態にあるという統計も出ている。(海外で実施された心理学的剖検研究)自殺とは考え抜いた結果の行動や覚悟を決めた行動ではなく、精神状態により判断能力が低下した上で起きている。2003年に行ったアンケートでは男性は女性と比べて鬱病になる確率が低いという結果が出たが、この結果は誤りである。詳しく言うと、男性は昔から男の子=強くなくてはいけないというレッテルをはられ、泣いてはいけない、弱音を吐いてはいけない、というプレッシャーにより男性は病院に行きづらいため、自分の心の中で疲れたことや悲観的な気持ちを否定し無視する習慣があり、その積み重ねで追い込まれてしまうのだ。
アルコールと自殺の関係
アルコールと自殺は非常に深い関係だ。アルコール依存症などお酒が絡むと自殺のリスクが高まる。それは三つの要因がある。一つ目は心理社会的状況の悪化。その人が持つ社会的活動や関係性を蝕み、破壊。そこで自殺のリスクを高める。飲酒による問題はかなりあり、飲酒運転や暴力や痴漢、飲酒によって司法的問題が起こることがある。そしてアルコールにより周りの人や身内の人との関係が悪化し妻と離婚するケースもある。離婚とは男女にとって精神的ストレスになり自殺に追い込まれることがある。ちなみに女性よりも離婚は男性にとって大きい打撃を受けることになる。年齢を重ねるごとに女性は離婚に対してあまり深刻視しないが男性は逆だ。離婚を経験して自殺した男性は多い。飲酒による問題はかなりあり、飲酒運転や暴力や痴漢、飲酒によって司法的問題が起こることがある。二つ目は精神障害が悪化、新たな精神障害が誘発。アルコールを大量に摂取する場合鬱が引き起こされる可能性が高くなる。三つ目はアルコールとの直接的な薬理効果である。
参考文献
http://matome.naver.jp/odai/2139170293036371701?page=2
http://matome.naver.jp/odai/2136603831867041501?page=2
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52177071.html
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52188489.html
岩波ブックレット 「アルコールとうつ・自殺 死のトライアングルを防ぐために」松本俊彦