絶滅危惧種2
出典: Jinkawiki
絶滅危惧種とは
さまざまな要因により個体数が減少し絶滅の危機に瀕している種・亜種を指す。進化の過程では絶滅することも自然のプロセスだが、今日の絶滅は、自然のプロセスとはまったく異なり、さまざまな人間活動の影響のもと、かつてない速さと規模で進んでおり、絶滅の防止は地球環境保全上の重要な課題となっている。 環境省のレッドデータブックでは、RDBカテゴリーのCRとEN(絶滅の危機に瀕している種=絶滅危惧I類)、VU(絶滅の危機が増大している種=絶滅危惧II類)に位置づけられたものが“絶滅のおそれのある種=絶滅危惧(Endangered Species)”とされているが、一般的には、環境省や都道府県発行のレッドデータブックに記載されている動植物種(準絶滅危惧種なども含む)全般に対して使われ、Threatened Speciesの訳語としても使用される。
国際自然保護連合(IUCN)の保存状況評価
Extinct (EX) - 絶滅
Extinct in the Wild (EW) - 野生絶滅
Threatened - 絶滅危惧種
Critically Endangered (CR) - 絶滅危惧IA類 Endangered (EN) - 絶滅危惧IB類 Vulnerable (VU) - 絶滅危惧II類
Near Threatened (NT) - 準絶滅危惧 Least Concern (LC) - 軽度懸念 Data Deficient (DD) - 情報不足 Not Evaluated (NE) - 未評価
レッドリスト (絶滅の危機に瀕している世界の野生生物のリスト) には現在、1万6,000種程の野生生物が指定されています