世界の貧困問題
出典: Jinkawiki
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グローバリゼーションとは
グローバリゼーションとは、世界規模に広がることである。政治・経済・文化などが国境を越えて地球規模で拡大すること。
貧困の現実
地球上に住む70億人ほどの人々のうち、約半分が1日2ドル以下の生活費しかなく、5人に1人が1ドル以下の生活費しかない。
1日1ドル以下で暮らす人々の地域別人口比 (計12億人 1988年) 南アジア‥‥43.5% ラテンアメリカとカリブ‥‥6.5% サハラ以南のアフリカ‥‥24.3% ヨーロッパと中央アジア‥‥2.0% 東アジアと太平洋‥‥23.2% 中東と北アメリカ‥‥0.5% (出典:世界銀行)
NGOの取り組み
貧困は、単に収入の問題だけではない。世界の5人に1人の子供がそうした危険にさらされているのである。1998年、NGOは少なくとも100億ドルを途上国に援助した。2000年の「債務帳消しキャンペーン」の際には、大規模なデモンストレーションをおこなって、この目標を国際協力の日程のなかにしっかり組み込んだ。他方、NGOは各国政府に圧力をかけて、その影響を受けた各国政府は、90年代に、貧困の撲滅を「開発プログラム」の中に組み入れた。NGOは、国家を超えたその行動によって、「人類の連帯」の発展に寄与していると評価されている。
まとめ
貧困の克服のためには、政治的・経済的な構造の従属関係を脱していくことが不可欠であり、一方で、不平等の是正、情報の流通や医薬品や教育などの普及には、国際的な援助や協力が必要である。
参考文献:「グローバリゼーションの基礎知識」著 J-C・リュアノ⁼ボルバラン&S・アルマン 訳 杉村昌昭
R.S