核兵器問題2
出典: Jinkawiki
核兵器とは
核兵器とは、原子爆弾(原爆)や水素爆弾(水爆)など強大な破壊力を持つ爆弾のことである。原子爆弾は、ウランやプルトニウムなどの原子核が分裂するときに巨大なエネルギーを出す(爆発する)ため、それを兵器として利用したものである。たった一発で何十万人もの人を殺したり、町を破壊したりするだけではなく、目に見えない放射線を放出し、放射線障害によって多くの人が亡くなったり、病気になったりする。
原子核=原子の中心部をなすもの。原子は、物質をこれ以上細かくできなくしたものというのがもともと意味で、原子核とそれを取り巻く電子からなっている。原子には水素、酸素、炭素、窒素、鉄、金など天然には92種類ある。http://www.nucfreejapan.com/kaku_qa.htm 核兵器って何だろう?:日本非核宣言自治体協議会 2017年12月26日閲覧
核兵器による人体への影響(長崎原爆)
長崎原爆による人体への被害は、原子爆弾による爆風、熱、放射線などの様々な影響により、その症状もとても複雑であったとされる。特に1㎞以内の被爆者では熱傷を負った者・外傷を負った者のの9割以上が死亡し、無傷の被爆者でもそのほとんどが死亡に至っている。このように原子爆弾による初期の死亡が、熱傷や外傷のみではなく放射線の強い障害が加わったためだとされる。原子爆弾による被害は、爆弾投下直後だけでなく被爆したことによって主に癌になってしまうケースもあった。http://abomb.med.nagasaki-u.ac.jp/abomb/review_j.html 長崎原爆の人体に与える影響 2018年1月13日閲覧
広島・長崎から始まった核兵器の時代
1945年8月6日に今までに世界で使われたことのない原子爆弾が投下された。その結果多くの人が犠牲になったが、それから三日後の8月9日にも長崎へと原子爆弾が落とされた。そしてその6日後の8月15日に日本は敗戦を余儀なくされた。この広島・長崎以降、人類に対して核は使われていない。このような悲惨な出来事を繰り返してはいけないと、反戦運動や原発反対運動が行われてきた。しかし実際は世界から核がなくなることはなく、アメリカ合衆国・ロシア・イギリス・フランス・中国・インド・パキスタン・北朝鮮・イスラエル(核保有の