六信五行2

出典: Jinkawiki

2018年1月23日 (火) 19:21 の版; 最新版を表示
←前の版 | 次の版→

目次

六信五行

六信五行とは、6つの対象を信じることと5つのことを実践することである。

六信

  • 唯一神(アッラー):イスラム教は一信教であり、アッラー以外の神を認めていない。アッラーとはアラビア語で神という意味。
  • 天使(マラーイカ):アッラーが光から想像した霊的存在で人間とアッラーの中間的存在。ガブリエルやミカエルなどがいる。
  • 啓典(キターブ):神が予言者を介して人類に下した天啓書。ムハンマドを通じて伝えた言葉を教典にしたもので、最後の教典はコーラン。
  • 使徒(ラスール):アッラーから送られた言葉を授かる者。アブラハム、モーセ、ムハンマドなどがいる。
  • 来世(アーヒラ):天国、地獄。死後の存在や死後の復活。
  • 天命(カダル):アッラーは常に未来で起こること、それがいつどこで起こるかを知っていて、神によってあらかじめ定められているということ。

五行

  • 信仰告白(シャハーダ):「アッラーの他に神はなし。ムハンマドは神の使徒なり。」と唱える。信仰告白をイスラム教徒2人の前でするとイスラム教徒として認知される。
  • 礼拝(サラート):毎日5回メッカの方向に礼拝。日の出と日没の時間によって時刻が変動する。
  • 断食(サウム):イスラム暦9月に日の出から日没まで一切飲食を断つ。イスラム暦は太陽暦のため、毎年時期が変動する。
  • 喜捨(ザカート):貧者に対する施し。「救貧税」ともいわれる。金銭だと収入の2.5%、家畜は0.8~2.5%、商品だと2.5%となる。
  • 巡礼(ハッジ):イスラム暦12月8日~10日にかけてメッカへ参拝に行く。少なくとも一生に一度巡礼が義務。経済的、体力的に実行できる者のみでいいとされる。

参考文献


ハンドルネーム:AOTA


  人間科学大事典

    ---50音の分類リンク---
                  
                  
                  
                  
                  
                  
                  
                          
                  
          

  構成