ナショナルトラスト3

出典: Jinkawiki

2018年1月26日 (金) 17:24 の版; 最新版を表示
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ナショナル・トラストとは、自然環境や歴史環境を保護するために,住民がその土地を買い取ることにより保存していく制度,運動のこと。 1895年にイギリスの3人の篤志家が自然と史跡の保存を目的に民間団体を設立したのが最初とされる。トラスト trustは特定の目的に役立てることを条件に財産を信託する制度だが,史跡や美しい自然は国民 nationalの共有財産であり,広く一般からの寄付でこれを保存することは国民の信託であるとするところからナショナル・トラストと名づけられた。


目次

ナショナル・トラストの主たる目的

国民のために自然的景勝地や歴史的名勝地を永久に保存し、かつその質を高め、土地については、(可能な限り)自然のままの状態、特徴そして動物及び植物の生命を保全すること。


対象種

 ・ナショナル・トラスト活動の対象とする種は、その種の重要性、希少性、そして現状での保全の緊急性などを勘案し選定しています。また、取得地は、対象種の生息に適した地で、地権者の了解が得られている土地としている。 トラスト地の保全・管理

取得地の選定

 ・取得後は、地域の活動団体や自治体とも連携しながら、これらの種の生息に適した環境が守られるよう保全や管理を行っている。

基準

 ・土地取得の資金 土地取得のための資金は、活動に賛同していただける個人や企業からの寄付を集めて確保している。戴いた寄付金は、土地購入のための基金として積み立て、それぞれの対象地取得のための目標額に達し次第、緊急性などに応じて順次購入している。

具体的保護対象・保護資産 天心遺跡記念公園(旧日本美術院五浦研究所跡)、天心墓地、旧安田楠雄邸庭園、旧モーガン邸、巻機山、白川郷合掌造民家、トラストトレイン、駒井家住宅(駒井卓・静江記念館)、名勝、旧大乗院庭園など

参考文献 ナショナル・トラストの軌跡(四元忠博) ブリタニカ国際大百科事典


  人間科学大事典

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