コソボ紛争4
出典: Jinkawiki
コソボについて
面積:10,908㎢
人口:約186万人(2014年)
通貨:ユーロ
民族:アルバニア人(約92%),セルビア人(約5%)など(2016年)
宗教:イスラーム教(アルバニア人),ギリシア正教(セルビア人)など
紛争の背景
コソボは14世紀まで繁栄した中世セルビア王国の政治・宗教(ギリシア正教)の中心地である。しかし14世紀以降この地を支配したオスマン帝国の下でイスラーム教徒のアルバニア人が入植。1939年のイタリアによる隣国アルバニア併合がこれを加速した。第二次世界大戦後のチトー体制下で、この地はセルビア共和国内の「コソボ自治州」であり、アルバニア人は広大な自治を保障された。しかし、連邦崩壊前後にミロシェビッチ・セルビア共和国大統領(新ユーゴスラビア連邦大統領)がセルビア民族主義政策を強化したため、アルバニア人が多数派を占めるコソボ地域ではセルビア人による抑圧がエスカレートした。
コソボ独立に対する承認・不承認
承認:110か国・地域
アメリカ,イギリス,フランス,ドイツ,日本,台湾,クロアチア,ハンガリーなど
不承認:85か国以上の国・地域
セルビア,ロシア,中国,スペイン,キプロス,スロバキア,ギリシャ,EUなど