第二次世界大戦14
出典: Jinkawiki
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1. 第二次世界大戦とは 第二次世界大戦とは1939年にドイツのヒトラー率いるナチス党がポーランドに侵攻。当時ポーランドと同盟を結んでいたイギリス、フランスがそれに対抗し、ドイツに宣戦布告したことによりはじまったとされる戦争のこと。 2. 第二次世界大戦の原因 ドイツは第一次世界大戦で大敗を喫し、領土を取られは多額の賠償金を支払わなければいけなくなった。その時アメリカで発生した大恐慌がやってきた。この恐慌に対してアメリカではニューディール政策、イギリス、フランスではブロック経済というものを行いました。(ブロック経済・・・自分達の国や植民地、自治領だけで他国と貿易を行い、他の国からの輸入品には高い税金を掛けて外国の商品が入って来ないようにする政策) これによって自分達の国や息のかかった国だけで経済の交流を活性化させて恐慌を乗 り切ろうとしたのである。 しかしこれは、領土や植民地を持っていないとできない政策であり、持っていない国で は輸出品に高い関税をかけられてしまうので、さらに状況は悪化してしまう。当時、地を持っていなかったのはドイツとイタリアである。ドイツは第一次世界大戦に負けて取られてしまい、イタリアは勝利国といえども大した領土を得られていなかった。これらの国内では国民の不満も溜まっていき、次第にこの国をどうにかしてほしい。という声もあがるようになった。そこで現れたのがドイツのヒトラーであり、イタリアにはムッソリーニが登場した。彼らはファシズムという考えを持っていた。ファシズムとは独裁政治によって軍事を強化し、海外進出しようとする考えのことである。 1937年、ドイツが動きを始める。ヒトラーは東方に拡大政策を取ることを宣言。翌年にはオーストリアを合併してしまう。 そして後に、ドイツはポーランドに侵攻、イギリスとフランスはポーランドとの安全保障条約に基づき、ドイツに宣戦布告。これを機に第二次世界大戦が始まっていく。 3. 第二次世界大戦の経過と終焉 1940年、日本はドイツ、イタリアと日独伊三国同盟を結ぶ。 1941年、ドイツはソ連との不可侵条約を破り、ソ連に侵攻するもソ連の反撃と強烈な寒さにやられてしまう。 ドイツと同盟を結んだ日本は1941年12月にハワイの真珠湾を攻撃し、日本とアメリカは太平洋戦争に突入していくことになる。だが、1942年ミッドウェー海戦により日本の主力空母のほとんどを失い本土が攻撃させるようになる。 一方、ドイツもソ連とのスターリングラードの戦いに敗れ敗走する、 そして1943年にはイタリアのムッソリーニが失脚、無条件降伏をします。1945年にはドイツも無条件降伏をする。その後1945年8月、広島長崎に原爆を落とされ、ついに日本も無条件降伏を受け入れる。 これにより第二次大戦は終結することになる。 参考URL http://www12.plala.or.jp/rekisi/dainijisekaitaisen
http://opac.tenri-u.ac.jp/opac/repository/metadata/4392/
参考文献 第二次世界大戦 著者ウィンストンチャーチル