TRPG

出典: Jinkawiki

2018年1月27日 (土) 09:58 の版; 最新版を表示
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目次

TRPGとは

テーブルトークロールプレイングゲームの略称語である。紙や鉛筆、サイコロなどの道具を用いて、複数人での会話ルールブックに従って遊ぶロールプレイングゲーム(RPG)で会話型RPGとも言われる。コンピュータやゲーム機を用いないのが特徴の一つ。架空世界に架空の登場人物を作り、その行動や発言を介して物語を積み上げていく創造的な内容のゲームである。

TRPGの遊び方

配役はゲームのプレイヤーと物語の進行役であるゲームマスターに別れる。基本的にはプレイヤー1人が一つのキャラになりきり、能力やステータスを予め決めておく。ゲームマスターの処理に従い自身が動かすキャラクターと仲間のプレイヤーが操るキャクターと協力して物語を進める。物語内では敵と戦ったり魔法や特殊な能力を使ったりと様々な行動を行うことができる。ゲーム進行の際には戦闘やスキルの成功の判定をサイコロを用いて行うことが多い。会話だけでは判定が難しい場合にも乱数を発生させるサイコロは用いられ目標値に対して大きいか小さいかで結果を判定する。サイコロを振る回数などはルールやキャラのステータスからの影響を受けることがある。

TRPGの歴史

世界最古のTRPGは1974年、アメリカで発売された「D&D(ダンジョンズ&ドラゴンズ)」である。中世ヨーロッパを世界観にして剣や魔法などが登場するファンタジーものである。1980年代には日本でこのゲームシステムを用いて作られた「ロードス島戦記」がメディアミックス展開を含めて人気を博し、その後出版された同じ世界観を共有する「ソード・ワールド」の登場でTRPGは多くの人々の間で普及するようになった。

TRPGの特徴

ゲームのシナリオ作成も進行も生の人間が行うため非常に自由度が高いのが特徴である。この自由度と役割を演じる(ロール)の楽しさこそがTRPGの最大の魅力といえよう。ゲームマスターは既存の世界観を利用するなどどのような物語でも作ることはでき、プレイヤー側も最低限の規範を守れば自分の思う行動を取ることができる。自分らで世界と物語を作りキャラになりきることがTRPGの楽しさである。しかし、その高い自由度からプレイヤーを惑わせやすくゲームマスターの横暴を発生させやすいという反面もある。また、ゲーム進行の大半が演技とコミュニケーションで成り立っているためプレイヤーが黙り込んでしまうとシナリオの進行に支障をきたすこともある。このように良くも悪くもプレイするその人次第であることが大きな特徴といえる。

参考文献 http://dic.nicovideo.jp/t/a/trpg http://start-trpg.net

ハンドルネーム Shia


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