難民1
出典: Jinkawiki
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難民とは、1951年の「難民の地位に関する条約」では、「人種、宗教、国籍、政治的意見やまたは特定の社会集団に属するなどの理由で、自国にいると迫害を受けるかあるいは迫害を受ける恐れがあるために他国に逃れた」人々と定義されている。今日、難民とは、政治的な迫害のほか、武力紛争や人権侵害などを逃れるために国境を越えて他国に庇護を求めた人々を指すようになっている。 また、紛争などによって住み慣れた家を追われたが、国内にとどまっているかあるいは国境を越えずに避難生活を送っている「国内避難民」も近年増加している。
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難民の出身の多い国
1位シリア487万2585人、2位アフガニスタン266万6254人、3位ソマリア112万3052人、4位南スーダン77万8697人、5位スーダン62万8770人、6位コンゴ民主共和国54万1499人、7位ミャンマー45万1807人、8位エリトリア41万1342人、9位コロンビア34万240人、10位ウクライナ32万1300人、日本145人
難民を受け入れるメリット
第2次世界大戦中にナチス・ドイツはユダヤ人を大量虐殺した苦い経験があります。ナチスが犯した罪ですがドイツ自身はその反省から偏見を持たずどんな民族を受け入れる姿勢である。道理的な責任も含めて信用力アップなのでしょう。さらに国際社会においても困っている人達を助ける道理的な意味もあると思います。EUの中でもドイツが一番の経済大国だ。貴重な労働力にもなる。
難民を受け入れるデメリット
シリアの隣国にはレバノン、イラク、ヨルダン、さらにお金持ちの国があります。なかなか難民を受け入れていないと国際機関が批判を受けている。同じイスラム教でアラビア語を話すのになぜか?シリアには過激派組織「イスラム国」があり難民の中に過激派がいるのではないかと懸念している。さらに2015年11月にパリ同時多発テロ事件が記憶に新しいと思う。イスラム国(ISILないしIS)の戦闘員と見られるが銃撃や爆発テロ行為をした。それによりフランスは難民受け入れに反対の声も増えている。
参考文献
本間浩(1990)『難民問題とは何か』岩波新書