ヒンドゥー教4
出典: Jinkawiki
ヒンドゥー教とは、中央アジアにて前6世紀頃に起こったバラモン教の改革運動に加え、民間信仰を取り入れたことによって生じた宗教である。
概要
そもそもこの「ヒンドゥー」という言葉はサンスクリット語でインダス川を指す言葉である。「シンドゥ(shindhu)」が正しい発音だったが、ペルシャ人が発音を間違い、流域地方の住民をヒンドゥーと呼んだのが由来である。ヒンドゥー教は現在、インドにおいて八割強の七億以上の人が信仰する宗教であり、キリスト教やイスラム教徒違い特定の開祖によって創始されたものではない。また多民族、多国家に広まっている宗教でもない。つまりユダヤ教や日本における神道と同様、民族に密着した民族宗教と言える。
ここヴェーダ入れるべきかも
起源
ヒンドゥー教の起源は紀元前3000~前1500年頃に存在したインダス文明まで遡ると考えられている。ハラッパーやモヘンジョ・ダーロなど多数遺跡が発見されているが、これら遺跡からは印章が発掘されている。発掘された印章の中には牡牛や竜樹、聖樹と思われるものも出土しており、ヒンドゥー教や仏教で吉祥に使われる印である「卍」も含まれているためである。また農耕民族特融の地母神と考えられるテコラッタの女性像が出土していることも遡ることができると考えられる要因の一つである。